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群馬県 瀬林の漣痕(恐竜足跡化石)

 群馬県中里村の国道299号線沿い、瀬林の崖に残された、数個の不思議な窪み。これこそは、太古の時代にこの地を闊歩した恐竜の足跡なのである。近くにトイレ付きの駐車場があるので、車をとめてしばし悠久のロマンに浸ったら、向かいの茶店で一服。お土産はもちろん「足跡饅頭」だ。(山中白亜系)

 

群馬県 中里村恐竜センター

 瀬林から2キロほど北の神ヶ原に、中里村恐竜センターがある。村内での足跡の発見に因んでつくられた博物館(類似施設)だが、足跡のみならず骨格、映像等の展示も充実しており、恐竜ファンじゃなくてもたのしめるぞ。もちろん、学問的な部分にこだわるコアな恐竜マニアの期待にも十分応える展示内容だ。

 付近には、ヤマメ・イワナ釣りセンターもあり、秋には神流川の紅葉も楽しめる。ドライブがてら行ってみよう。(山中白亜系)


岐阜県北部 白川村合掌造り集落
 世界遺産にも指定されている合掌造り集落。山間にひっそりとした佇まいをみせる茅葺きの家屋が、東京ではとうの昔に失われてしまった日本の原風景を思わせる。しかし、そんな集落も観光バスが列をなすようになっては魅力半減、「ふーん」程度だし、飯もまずいので特にお勧めはしない。(手取層群)

岐阜県北部 白水湖・大倉山

 一方、集落から10分程南に車を走らせ、国道を逸れて大白川林道にはいると、タイトコーナーの連続が楽しめる。この林道を20分ほど走って終点につけば、そこが白水湖だ。大白水谷からの流入物のせいか、不自然なまでに碧い湖面がなんとも美しい。特に秋は、紅葉とのコントラストが絶品だ。湖畔には露天風呂もあるぞ。また、ここは白山への、東側からの登山道の入口でもあるので、いっちょ山登りと洒落込むのもオツなもの。運がいいと、1200メートルぐらいに登った所で、黒いドレスをきてウサギと会話をしまくる、肥った貴婦人にも会えるぞ(実話)。なんとも不気味だね!(手取層群)

石川県南東部 白峰村・百万貫岩

 石川県白峰村の手取川上流の河原に鎮座する巨石。百万貫岩と呼ばれるこの岩は、70年くらい(だったと思う)前の大洪水で流されてきた転石だ。ああ、そうですか、てなモンだね。あまり感動は呼ばないかね。しかし実際の話、あれだけ大きい石が動くような洪水っていうと物凄いですよ。そりゃもう。どれくらい凄いかっていうと、その辺りにかつてあった村が全部埋まって消滅したほど。だから、あの辺りの河原の地下10数mには、未だにかつての村民150人ほどが埋まってるってワケです。・・・こんどはちょっとビックリですね!周辺は美肌効果のある温泉の豊富で、きれいなキャンプ場もあります。サークルの合宿などで利用して、夜は洪水ネタで盛り上がってみては?(←不謹慎だぞ!)(手取層群)


長野県最北部 小谷村
 国道147号線沿い、つまりフォッサマグナ上に位置する寒村。1995年の集中豪雨で寸断された鉄道は未だに復旧していない。白馬のすこし北に位置し、糸魚川(日本海)までも車で小1時間だが、小谷にはスキー場も海もない。しかし、茸はたくさんあるし、なんといっても温泉は出てる。なかでも名湯の呼び声が高い小谷温泉は、源泉摂氏47度ナトリウム炭酸水素塩泉で、神経痛・筋肉痛痔疾・冷え性には高い効能が。お泊まりは湯元・山田旅館をチョイスしよう。江戸から続く老舗の年期が感じられるし、飯は日本海の幸と地元の山の幸のミクスチャーでなかなかよい。観光は南の栂池高原公園で「日本離れした景観(地元広報の言)」を楽しむか、日本海に抜けて親不知のシャパニーズ・ワイルド・スプラッシュを堪能しよう。(来馬層群)

新潟県小滝村 ヒスイ峡・高浪の池

 ヒスイ峡は、姫川支流の渓谷。ここはなんと日本でも稀なヒスイ(硬玉)の産地だ。だからと言って、行っても採集はできないぞ。天然記念物だからね。付近の土産店では、勾玉チックなヒスイを買うことができる。こいつらは、南米か中国で採集されたものだが、あまり気にはしないように。付近には高浪の池という場所があり、そこには4mの怪魚がいるらしい。はなはだ嘘クサイが。国道を北に30分ほどドライブすれば、すぐに日本海だ。たら汁でも喰っとこうぜ。(来馬層群)


東京都 多摩川(立日橋付近)
 いわずと知れた多摩川。
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