2002.07.27 (Sat)

　今日から，松川研主催，A類理科生２年（特に理科教育専攻）のための合宿授業が始まった．私は，昨年この授業は取ってしまっていたが昨年取れなかった仲間がいたため，お手伝いとしてまた勉強にいくことにした．私は，実家から車で行くことに・・・．長瀞まで１時間くらいだと思っていたが道が混みまくって宿泊地である養浩亭につくのに１時間半かかってしまった．

　初日にすることは，養浩亭の下にある荒川に下りていって礫調査である．私は昨年これをやって松川研に入ったほどこの調査には感銘を受けた．ただいま，私は礫を中心とした卒論を手がけている・・・．まぁ，そんなことは置いておいて，
いや〜暑い！！　つーか，暑い！！　マジで暑い！！
三拍子そろってしまった・・・．炎天下の中無言で黙々と作業・・・かと思いきや，写真のように木陰で休み休み・・・．体が持たん．実は，まだ始まったばかりである．自分なりの川の石の標本をつくることからスタート．みな血眼になって石を探していた．マイ標本ができると，次に河川礫の最大礫１００位とランダムサンプルを取ってその調査方法の違い・そこからわかることについて考えた．また，クリノメーターなる道具の使い方についてみんな勉強した．私はマイハンマーとマイクリノメーターを持参していた（＾＾）ｖ　木下にカブトムシがいた．

　日も暮れかけたころ，親鼻橋を渡って「紅れん片岩」とポットホールを見に行った．紅れん片岩は『２＄石』ともいわれていてめずらしいらしい．みな，暑さにやられてしまったらしく，もうへとへとであったように見えた．岩の上でぐったりしている．

　夕方，週間子供ニュースで八王子で発掘したゾウのVTRが流された．わたしは顔からしたが写っていてつるはしで黙々と掘っていた・・・（・・；）
　その夜は，ためになる勉強会の後，先生を中心とした松川研の面子で飲み会となった．

2002.07.28 (San)　　　　　　　　　

　朝おきて眠い目をこすりながら，朝食をとる．今日もなかなかハードスケジュールな予感．
　バスで移動し，志賀坂トンネル前で山中地溝帯と双子山を見る．
　「埼玉県さようなら〜！群馬県こんにちわ〜！」
と言いながら，志賀坂トンネルをくぐりぬける．←毎回同じ・・・．

　はじめに行ったのが，フズリナ探し．バスから降りて道から川へ降りる．川には白い岩石が転がっていた．これが石灰岩でこの石灰岩の中に運がよければフズリナが入っている．みんな必死になってたたいていた．ジャボジャボ川の中に入っていって向こう岸へわたる人もいた．今年は去年と違ってアグレッシブなやつが多い．

　次は，先白亜紀と石堂層の境を探して歩き回った．私は去年も（つーか，もっと行ってる）行ったので答えを知ってる．前来たとき，ここでオウムガイの化石を発見した．この境は，間に１億年以上もの時代の差がある．１億年といってしまえば簡単であるが，実際に考えてみると大変な数字である．

　次に先生が「足跡である」と宣言した天然記念物さざなみ岩の足跡のところに行った．道端にど〜んとあるのでとてもわかりやすい．ここには，ボタンを押すと説明してくれるという機能があるにであるが，説明の前に時代を感じさせるあやしげな音楽が流れる！！
音楽が流れ出すと「また押してるよ・・．だれだよ！」というほど・・・の人気ぶり！！．
　そのさざなみ岩のあるところから下に降ったところで化石探しをやった．ここには，春のワークショップの時に会った中里村恐竜センターの佐藤さんがいた．春に３年Ｓと，佐藤さんに中里に行きますといっていたのに行けなかったのそれを謝る．
　化石を探し出すとみんな夢中になって探していた．暑いのに・・・（・・；）．「これは化石ですか？」「こっちは？」という声でTAの院生・先生は忙しそうであった．

　近くの休憩所で昼食を取る．そこにはステゴサウルスがいて，登って写真をとった．↓

　その後，また化石取りをした後，中里村恐竜センターに行った．恐竜センターには，何度も行ったことがある．松川研は特別待遇である．「さすが先生！」である．モンゴル館では，モンゴルの民族衣装が着てよかったので着てみた．

　宿舎に戻る前に，今晩のコンパの買出し・・・．バスでスーパーによって大量に買い込んだ．

　早々に勉強会を終え，コンパにはいる．先生の周りには２年生がたくさんいた．来年のメンバーの目星をつけたようである．

　こっそり抜け出して，研究室のメンバーで花火をやった．

　今年は去年のように荒川に飛び込むような人はいなかったため，研究室一同，ほっとした．花火から帰ると，宴会もそろそろ宴もたけなわになっていた

2002.07.29 (Mon)　　　　　

　ただいま製作中・・・NOW　LOADING・・・