サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)

「ミクロの生物から考える現在、過去、未来の河川の環境」

期日:2006年12月23日9:00〜12:00、24日9:00〜16:00
場所:東京学芸大学
講師:東京学芸大学教育学部助教授 真山茂樹
副講師:ストリームグラフ研究所 大崎博之

【内容】
12月23日・・・河川環境と珪藻を中心とする生物に関する講義、および水質判定シミュレータ「SimRiver」を用いて、さまざまな流域環境を作りだし、そこに出現する珪藻の種類構成から、河川水質を判定する。

12月24日・・・東京学芸大学集合後、貸し切りバスにて多摩川へ行き、珪藻を採集する。その後、大学へ戻り、珪藻プレパラートを作成。検鏡により水質を判定する。また、20年前に同所から採集された珪藻プレパラートを観察し、当時の水質がどのようであったかの判定も行う。現在との比較を行い、河川の水質汚濁について理解を深めると共に、今後の河川環境への接し方について討論を行う。


本プログラムは東京学芸大学と東京都教職員研修センターとが連携し、教員を対象に実施するものです。都内の公立学校の先生は、研修として扱われます。これらの学校の先生で、参加を希望される方は、直接、都教職員研修センターへお申し込みください。

また、私立学校および東京都以外の所在する公立学校の先生も若干名の参加、および見学が可能です。希望される方は、事前に真山までお問い合わせください。

 

  

東京学芸大学   真山研究室   珪藻の世界