第一日目

第二日目

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アンケート集計結果

参加者の感想

 第一日目

受付は9時10分からでしたが、8時45にすでに大学に到着した参加者もいました。受付開始の時刻までには半数以上の参加者が到着しており、参加者のやる気に主催者側にはある種の緊張感が生まれました。

9:30〜9:50 参加者自己紹介を行いました。中には2時間半以上かけて参加している中学生もいて関心の高さがうかがえました。

9:50〜10:50 出井先生による「ケイソウってどんな生物」というお話。パワーポイントを使った動くスライドは中・高生にはまだ珍しいものらしく、皆熱心に聞いていました。

10:50〜11:05 ビデオ「珪藻の採集と観察」で、これからする採集とその後のクリーニングおよび観察について予習をしました。

11:15〜12:30 コンピュータ画面上に現れる仮想モデルプレパラートを使って、珪藻を使って水質判定をする事前練習を行いました。始めて見る珪藻の殻ですが、時間内に全員2枚のモデルプレパラートから水質判定ができました。中には3枚をやり終えた参加者もいました。初めて見る珪藻殻のため若干個体の同定違いや、計算ミスもありましたが、全体的に見ると正解から大きくずれた結果を出した子どもはおらず、今回のために作ったコンピュータソフト教材は効果を発揮できたようです。

  

12:30〜13:20 参加者とアシスタントが一緒に昼食です。アシスタントとの会話も弾みました。

13:30〜15:10 バスで多摩川の是政橋付近へ行き、河原で珪藻の採集をしました。川から石を拾い、その表面についている珪藻を歯ブラシでこすり落とすのですが、参加者は誰もこれ全部が本当に珪藻なのか、信じられない、実感できないというようすでした(注:冬から春にかけて、河川産珪藻はバイオマスが非常に高くなるのです)。帰りの車中では、河川生態系での珪藻の役割や、その豊富さゆえ珪藻土の地層さえできてしまうことの話、そして珪藻土の利用の話をしました。

  

15:15〜16:30 出井先生による顕微鏡の使い方の説明の後、全員が顕微鏡で生細胞の観察を行いました。採集時に信じられなかったことが、信じられる多量の珪藻細胞に、そして思った以上に珪藻が動く(滑走運動をする)ことに、皆、感心した様子でした。


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