第一日目

第二日目

第三日目

アンケート集計結果

参加者の感想

 第三日目

プログラムの最終日は飯田橋にある日本歯科大学に会場を変えてプログラムが行われました。この日は終業式が午前中ある生徒が何名かいたため、彼らは午後からの参加となりました。午前中はOHPを使って南雲先生による走査電子顕微鏡の原理と試料作りの話、および長田先生による透過電子顕微鏡の原理と試料作りの話がありました。

昼食後、大学内の施設見学をした後、実際に走査電子顕微鏡(2台)と透過電子顕微鏡(1台)を使って珪藻の殻の観察をしました。電子顕微鏡は大人数では観察できませんので、2班ずつ観察を行いました。観察試料は2日前に採集した多摩川の珪藻と、別に用意した海産の珪藻ですが、全体的に多摩川産の試料に人気がありました。やはり、自分たちで採集したものに大きな興味を持ったようです。電子顕微鏡の操作も生徒たちが行いました。彼ら自身で気に入った珪藻を画面中で探し、倍率を決め、写真撮影をするのです。そして、撮影したポラロイド写真は彼らの記念品になるのですが、もう誰もが気分は科学者になってしまい、暑い熱気が電顕室に漂っていました。

  

電子顕微鏡観察を待っている生徒たちには、一人一人に光学顕微鏡があてがわれ、昨日とは違った水域から採集した珪藻のプレパラートの観察をしました。同じ多摩川でも、河口域、上流域、最上流域では種類が違うことを観察しました。また、池や海の珪藻や外国産の珪藻の観察も行いました。また、出井先生による顕微鏡下で毛先を使って珪藻を並べる実演も、テレビ顕微鏡を使って行われました。また、学名の話、珪藻の被殻と栄養摂取、光合成の話なども合間に行いました。

最後の締めくくりでは、プログラムを通しての感想が述べられました。そして、抽選会が行われ、当選者にはA4サイズでプリントした電顕写真などがプレゼントされて、3日間のプログラムが幕を閉じました。

 

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