モンゴルプロジェクトフェーズ2/Action in Mongolia

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about Mongolia Project

モンゴル国子どもの発達を支援する指導法改善プロジェクト(フェーズ2)
業務報告(松浦執 2011年2月16日~3月5日)

・2月15日(火)成田~インチョン~ウランバートル


・2月16日(水)成田発、インチョン経由ウランバートル到着 ウランバートルホテル泊


・2月17日(木)
9:20-12:30 ウランバートル第12学校にて8年生のIT授業研究参加。a2_01.jpg
JICAボランティアの北橋さん同席。アルゴリズムの学習。一人一台のPCがあるが、サーバー・クライアントシステムでサーバーの処理能力に難があるようで、いくつかのPCは接続できず、ノートベースで授業を受けていた。長方形の面積を求める課題をアルゴリズムに表現する内容の授業であった。
 事後協議会では、次のことをコメントした。子どもに討論させる内容として、面積の求め方と、それをアルゴリズムに表現し直すことの2点が考えられる。人が数学的に面積を計算することと、コンピュータにデータ入力して計算出力させることとの違いを、子どもが意識できることが望ましい。

16:00-18:00 モンゴル国立大学科学教育センターにて、「物理教育へのe-Learningの適用」についてセミナーを行う。
学部生、修士、博士、教員が集まった。内容は、対面授業とe-LearningのBlended Education。対面授業でのアクティブラーニング。e-Learningでは個に応じた学習を行わせ、e-Learning上で自動計算する理解度評価などにより個別評価を行うことができる。通常のe-Learningは1次元的に配列された講義を順次学ぶcourse-centricなものであるが、学ぶ内容の関連性のネットワークに従って学ぶsubject-centricな関連性指向e-Learningも可能である。また、教育の方法も、標準化された教育を普及させる方法が定着するとともに、インターネットの優れた学習資源を必要に応じて活用する教育のクラウドソーシングも可能になってきた。2000年代MITのOpen Course Wareをはじめとしたopen educationの動きがこれに対応する。




・2月18日(金)10:30-13:30 ウランバートル第67学校にて8年生のIT授業研究参加a2_02.jpg
JICAボランティアの北橋さん、吉中さん同席。PowerPointを用いたマルチメディアプレゼンテーション作成。各自が1台のPCを利用する。PowerPointの操作を教えながら、各自クリップアートなどを見ながら任意のテーマを考え、pptを作成する授業。
 協議会では次のことを中心にコメントした。ネットワークにつないだPCなので、ファイル共有または画面共有の機能を用いて、各自の制作画面やpptを次々と映写してコメントすることが可能だろう。画面共有が可能であれば、操作に困っている生徒に声をかけて、教師が生徒の画面上で指示をすることができる。



・2月19日(土)ウランバートルからザブハン県ウリアスティに国内航空およびジープで移動。地元幼稚園を訪問。食事と中学生の馬頭琴演奏の歓迎を受ける。


・2月20日(日)ウリアスティからシルスティにジープでシルスティに移動。到着直後、教員対象にエルデネサイハン先生がIT教育に関する講義を実施。夜は食後に3グループに分かれて、教員宅のゲルを訪れ、旧正月の形式での歓迎を受ける。学校寄宿舎に2泊する。


・2月21日(月)シルスティの学校での授業研究会
午前1回目:数学「比例と反比例」
以下のような点についてコメントした。

  • - 実例を数多く取り入れる方法もよいが、「夏の道、冬の道」など比例と反比例の両方の側面のある話題を、生徒にグループ議論させて意見収集し、その両面の要素に全体として気づくような方向も可能だろう。
  • - 反比例の曲線のグラフについては、離散的な数の例から、実数で考える例(一定の長さの棒を切り分けるなど)へと展開することで、小数の桁数を増やし、曲線が現れることを体験させてもよいのではないか。
  • - 生徒がどこで躓いているかが認識できている場合、先生が生徒にクリアに説明してしまう方法、子ども同士で解決のアイデアを出し合う方法、協議会で様々な分野の先生方がノウハウを出し合う方法がある。協議会をそのような、子どもの躓きの問題と対応アイデアの共有の場としてもよいはずである。

午前2回目:IT「健康のために」
次のような点についてコメントした。

  • - 導入の動機付けが生徒の心に訴えるものであり、プレゼンテーションづくりの基盤となった。画像プリントを配布してグループでポスターを作成させるのは、一種のブレーンストーミングの役割を果たし、プレゼンテーションを作成する方向付けとして良いと思われる。ブレーンストーミングの方法については種々あるので、いろいろ試してはどうか。
  • - 班ごとのポスター発表の際には、「自分の文を入れたので、いいたいことが伝わるね」「写真に説明をくっつけたので、内容がわかり勉強になる表し方だね」「シンプルに構成したから誰でもすぐに分かるね」などそれぞれの特徴を指示して、それを全生徒が共有できるようにするとよい。
  • - 主題と内容説明の記述がつけられた非常によい画像資料が準備されている。
  • - プレゼンテーションには典型的なシナリオを導入してもよいのではないか。「タイトル→くらべよう→なぜ→結論・提言」といった科学的アプローチや、「タイトル→日常→異変→局面→解決」といったドラマ的アプローチをテンプレートとして紹介して表現に集中しやすくしてもよいだろう。

午後:物理「電流の磁気作用」
次のような点についてコメントした。

  • - 磁石の磁力線の向きを鉄粉で可視化しようとするとき、同極同士を近づけた場合の鉄粉パターンが不明瞭になりがちである。また生徒は磁石に張り付く鉄粉に目が行きやすい。鉄粉の実験を行うとともに、小さな方位磁針があるので、これで磁力線をたどる実習をあわせてはどうか。コイル線周囲の磁場についても方位磁針の観察をしたい。また、生徒に作図の際に方位磁針のさす向きを矢印で表示させたい。
  • - 磁石、コイル、ソレノイドと実験が多いが、ある程度しぼり、その分電流の作る磁場についての右手の法則を導入する方法もある。磁力線の向きについてはやはり注目しておきたい。
  • - グループ内で実験テーマ分担した上、互いに結果を説明しあい、説明された内容を発表させるというのは興味深い方法である。自分で観察したことを自分で説明するだけだと、自分の観察しか記憶に残らないおそれもあるからである。
  • - 電池ボックスの端子が電池の極と接触不良を起こしているものがあるようだ。マルチテスターなどでチェックして止め直した方がよいだろう。生徒が接触不良に気づいていない可能性がある。

授業後、ITチームミーティングを行い、シルスティ学校での情報化の準備状況と今後について検討した。
夕方、授業研究の方法について、pptを用いたプレゼンテーションとともに、実際の授業案考案から協議会まで授業者をクローズアップしたビデオ映像をもとに講義をおこなった。
夜間は歓迎パーティ。




・2月22日(火)シルスティからウリアスティへの帰還


・2月23日(水)ウリアスティ学校での授業研究a2_03.jpg
午前1回目:数学「ベクトルの和」
次のような点についてコメントした。

  • - ベクトルの和は、加えられるベクトルの終点に加えるベクトルの始点があらかじめ重なっているときは分かりやすい。多角形の辺上に、循環的に方向付けたベクトルの和を考えていたが、なぜかどのチームも2つまたは3つのベクトルの和しか発表しなかった。多角形の対角線上のベクトルが辺上のベクトルの和によって次々と出てきて、最後は一巡してゼロベクトルになることを発見させたい。その上であらためて、ベクトルをどれだけ加えても元へ戻るとゼロベクトルになることを認識させたい。
  • - 作図上、ベクトルの平行移動ができていないグループがほとんどだった。ベクトルの和を学ぶとき平行移動操作が必要になる。平行移動をどのようにして行うか、グループごとに議論して発表させる、そのあと応用問題を出すなど、どの生徒にも伝わるような丁寧な学習が必要だと思う。このようなことをじっくり議論させるのが、教室に集まって学習する意義の1つではないか。

午前2回目:IT「ppt+Chart」
次のような点についてコメントした。

  • - 様々なchartを生徒は積極的に活用していた。ただし、データにはそれを表現するために相応しい図の形式があり、また絶対値と百分率など数値の扱いにも検討が必要。系統的に教えるのではなく、生徒の様々な作図を集めて全体で検討するなど、発見的に考えてはどうか。
  • - 身長体重の年次変化は、時系列変化なので、棒グラフ以外に折れ線グラフやxy散布図の使用も考えたい。物理現象などは概ねxyグラフで表すので慣れておくのもよい。
  • - 身長と体重は物理的次元の異なる量なので、縦軸を1つの数値軸で代用してしまうのは良くない。それは生徒にも見つけられるように指導したい。
  • - 生徒のペアやグループで、できる生徒がPCを占有しやすい。チーム全員で完成できる状態を競わせたり、テーマごとに作成担当の生徒を指定して、他の子はアドバイスや班を回って情報収集する役割を与えたりしてはどうか。

午後:物理「電磁石」
次のような内容についてコメントした。

  • - 磁石の磁場と、コイル電流がつくる磁場の類似を実験で発見させようとするのはよいことだと思う。磁気の源泉はなにかという認識につながる体験になるだろう。
  • - 今回はソレノイドを使い鉄粉で磁力線を可視化したが、ソレノイドでは内部の磁場は明瞭だが外部は弱く分かりにくい。対して磁石は内部の磁場を鉄粉で可視化することはできない。ホルマル線を100本程度束ねた単コイルで磁力線を可視化するのがよいのではないか。
  • - チームの評価に、釘にまくホルマル線の巻き数を用い、最後に磁力で比べるというのはおもしろい工夫であった。ただし、巻き数が少なすぎる。100回程度巻いた部品をつくり、それを何個つなげるかで比較してはどうか。
  • - 鉄粉だけでは磁力線の向きがわからないので、小さな方位磁針があればそれで向きを確かめることを平行して行いたい。方位磁針がないと、書いた磁力線に向きを記入できず、力の概念と結びつきにくい。

授業後、ITチームミーティングを行った。電子黒板への期待、使用法などについて議論があった。
夕方:日本における現職教員授業研究について、pptとDVDを用いて具体的にそのあり方を講義した。




・2月24日(木)ウリアスティからザブハンマンダルへの移動、および授業研究
午前中にザブハンマンダルへ移動。昼食後研究授業。
午後:物理「回路」
次のような内容についてコメントした。

  • - グループにわかれて回路作りと観察に集中できることはとてもよい。生徒たちもかなり積極的に動き、話している。
  • - 生徒が実体回路と抽象的な回路図がまだ十分区別できていない。黒板などにも、回路図とならべて実体回路を固定できたらよいと思う。
  • - 回路図では電球を直列にしているが、実体回路では並列にしていたり、余分な経路を入れたりしている班がある。
  • - 回路は電源から電流の経路が一回り存在するという概念で、回路ができないと電流が生じない。a2_04.jpgぐるっと回っていることを素子の構造を含めて確認したい。その反対に、「電流が生じないつなぎ方」は誤答としてそのままにせず、むしろ、電流の生じない接続の仕方を子どもに発見させて例示収集してもよいのではないか。それでなぜ流れないかを検討できるとよい。
  • - 直流回路図ではできるだけ電流を矢印で記入した方がいいと思う。交流ではそのようにできにくいので、直流定電圧電源回路で電気回路に必要な概念を十分に準備したい。

夕方、日本における現職教員の授業研究についてpptとDVD映像によってポイントを解説した。夜は歓迎会となった。



・2月25日(金)ザブハンマンダル学校での授業研究、およびウリアスティへの帰還
午前1回目:算数「答えが負の数になる足し算」
次のような点についてコメントした。

  • - スカラーは目盛で測れる数という意味がもとになっており、数の数え上げや物を加えたり差し引いたりする操作を拡張して、数直線上で加えたり減らしたり、すなわち座標を移動することは重要な学習であると思う。それだけに数直線の操作の仕方は子どもによく納得させたい。
  • - ブロックの積み上げ積み降ろし、方向をきめた前進後退(生徒が歩いて示す)などを数直線上の操作と対応させるのはどうか。
  • - 生徒は、加えるための正の数と負の数の位置を数直線上に定めたまま、加える操作がわからずにじっと見ていた。前時では、数直線上に数値の位置を決める授業を行ったことから、そこで止まってしまったのだろう。図形的には加えるための操作が必要であることを、通常の正の数同士の加算で具体的に確認してから始めてもよかっただろう。
  • - 数直線になれたら、大きな数の計算などをどのようにして数直線で行うか、チームで考案させればよいだろう。

午前2回目:IT「アルゴリズム」
次のような点についてコメントした。

  • - アルゴリズムは計算機でプログラミングを行うための概念ではあるが、それ以前に、物事には手順があり、その手順は見つけられること、そして適切な手順を見つける方法があり得ることを感得する必要がある。今回、いくつかの課題で子どもは手順を見出していたが、それを見出すプロセスをもっと恊働的に行ってはどうか。
  • - 入力データをオオカミ、羊、キャベツとし、その運搬手順を考察する例があるが、これは入力データを変えて、すべて共存可能なデータセット、1組だけ共存不能なセット、2組共存不能なセットがあるとき、それぞれが最終的に自動処理して完了の出力をできるとよい。それぞれの場合で、可能な場合の数と手順数が変化する。これを子どもにオオカミなどを配役して、演劇として処理シナリオを考えさせ、発表させてはどうか。その上で、どのように処理するのか、共通性は何かを検討させる。
  • - 四則演算の処理は処理自体が明瞭なので良い例と言える。この場合、数値自体を複雑にするのではなく、括弧の入れ子や、優先順位の異なるものと同じものの共存など、処理順序の方に選択肢を多くするように例をつくり、易しい例から順に検討させるなどする方がよいだろう。

午後はザブハンマンダルからウリアスティに帰還した。




・2月26日(土)ウリアスティ非モデル校での講義と、ウランバートルへの帰還
午前:非モデル校でのプロジェクトについてのプレゼンテーションと講義
初等、中等教育へのITの活用についてpptを用いて、またシミュレーションなどを交えた講義を行った。
午後はドノイ空港に移動してウランバートルに帰還した。



・2月27日(日)休み


・2月28日(月)14:00-17:00 モンゴル教育大ITチームとのIT研修モジュールの検討


・3月1日(火)
14:00-17:30 モンゴル教育大ITチームとのIT研修モジュールの検討
講義
 教育大学学部3、4年生対象の講義「IT、ICTの出現と教育」を行った。産業革命で機械化が起き、その後、技術が科学をベースに発展を早め、機械のシステム化が進み、大量生産方式が発展した。この結果、システムの複雑さと不確実性に対応するために情報処理が大きな比重をしめるようになるとともに、人工物の科学が論理と数学をベースにして出現した。さらにインターネットに代表される情報通信の大きな展開が産業や社会におけるICTの比重を高めて行った。その一方で、社会の持続性という領域横断的な未知の問題に直面し、知識創造において、共創性、関連性の重要度が高まっている。



・3月2日(水)
13:30-17:30モンゴル教育大ITチームとのIT研修モジュールの検討
モニタリングについて議論、検討した。
講義
 教育大大学院生、現職教員、教育大教員などを対象にした講義を行った。現職教員は日本での情報教育についての紹介を希望するとの連絡もあったことから、日本での初中等教育での情報教育や教育の情報化についての紹介、日本の子どものPC利用についての統計、情報の教師の意識調査、情報モラルの現状、ICTの発展に伴う学び方の転換などについて時事問題も含めつつ議論を行った。また、報告者の構築しているe-Learningの紹介を一部行った。



・3月3日(木)
13:30-17:10 モンゴル教育大ITグループの制作物の紹介とこれに対するコメント
教育大ITグループメンバーが制作した次の4つのソフトウエアを紹介され、議論した。

  • - アルゴリズム学習のためのFlash教材:メニュー項目に短い説明文が現れるとソフトウエアの内容構造が利用者に理解しやすくなる。アルゴリズムをステップ・バイ・ステップで確認できるようになっているので、その処理内容に対応する数式や図式的プロセスの表示を充実させるとよいだろう。
  • - OpenGLを用いた各種物理学シミュレーション:PhETを参考にOpenGLで3Dシミュレーションを行ったもの。多数のシミュレーションができており、実験とあわせた教育に向くので、なるべく速やかにモンゴルの全ての学校に普及させていただきたい。
  • - Visual Cを用いたアルゴリズム教育のExcel学習シートとJava Appletでのプログラミング学習ソフト:Excelの計算および作図機能を活用したアプリケーションであり、Windows PC上で学習するには非常に有用性、普及性の高い方式と考えられる。
  • - 5、6年生向けの情報概念に関する授業用のソフトウエア:アニメーションを多用して生徒の興味を引きながら対話的に学習し、ドリルし、かつゲームを含めたソフトウエア。テンプレートなどを活用し、安定して動く。

この他、学部4年生から、日本での授業案の作り方、研究授業の行い方、生徒の評価のしかた、教師の評価のしかたについて質問があり、日本での初中等教育の変化をふくめ、可能な範囲でコメントした。



・3月4日(金)
14:00-16:00 イリードゥイ学校8年生の研究授業:IT「大気汚染に関する写真の選択と印刷依頼をしよう」
以下のような点についてコメントした。

  • - サーバー・クライアントシステムを有効活用されており、効率的な環境であると感じた。生徒の画面をただちにプロジェクタで表示できることがよい。
  • - Web上のコンテンツを元に、出版のために印刷会社を見出して依頼を出す、ということが趣旨であったが、著作権の配慮が必要であることは注意しておくべきだろう。
  • - テーマが、大気汚染という身近で重要な内容だったので、協議会全体としてもそのテーマを深めることに注目が集まった。始めに大気汚染について導入を行い、全員で取材する。このとき「実態」「経緯」「原因」「健康への影響」「産業、社会的な側面を含めた問題点」「ウランバートルの望ましい未来へ」などのサブテーマを設けて、チームで分担して調査や議論を行い、プレゼンテーションを作りながら順次発表していく。これらをまとめた物を作成し、これを公知するにはどうしたらよいか、出版、web公開、放送、そのほか様々なメディアの取り上げ方を議論する。こうした活動を、時間をかけて展開していってもよいのではないか。現在の生徒の活動を見ていても十分潜在力があるように思われる。
  • - 組の中で積極的なひとと見ているだけの人が出てくる。例えば、2人一組で素材探索するときは、1人が検索、収集して、もうひとりがノートを使って内容整理し、後ほど発表する役割とする。収集していた方は、発表時に画面操作などサポートする。
  • - ある程度議論が深まってきたときに授業研究会を開いて、多くの人に見てもらい議論してもらうと良いのではないか。そのころには生徒も「先生、私たちの画面を表示してください」と自らリクエストするくらいの状態になっているのではないか。

協議会後、担当教員および指導主事から日本での授業について若干の質問を受けた。




・3月5日(土)ウランバートル―インチョン―成田経路で帰国。