モンゴルプロジェクトフェーズ2/Action in Mongolia

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about Mongolia Project

モンゴル国子どもの発達を支援する指導法改善プロジェクト(フェーズ2)
業務報告(鎌田正裕 2011年10月30日~11月13日)

1.日程

・11月1日(火)-5日(土)
「子ども中心の指導法開発を普及する県チーム、区チーム養成のための研修プログラム(ソンギノハイルハン地区)」に参加

予定では31日の夕方にはウランバートルに到着のはずであったが、天候不良のため、1日の午後からの参加となった。到着早々、本学教員養成カリキュラム開発研究センターの三石初雄教授から、「子ども中心の教育活動を創るとはどういうことか」等について、演示実験を交えた講演があった。
 2日と3日は、4日の授業研究会の準備に取り組んでいる「人間と自然」、「化学」、「物理」チームに対し、教材研究や指導計画について助言した。4日の授業研究会で、「人間と自然」のグループは、「圧力」をテーマとした授業を行った。授業は、5年生を対象に実験(子どもの活動)を積極的に取り入れたものであった。

研究授業の様子
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・11月8日(火) 
午前:モンゴル国立教育大学で教材開発について講義
講義の中では、これまでに鎌田研究室で開発してきた教材を例に、理科における実験観察やものづくりの大切さについて教員志望の学生に説明した。

講義内容より
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午後:97学校で、生徒の理科工作(望遠鏡)を展示したイベントが開催され、これに招待された。

展示会の様子
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・11月10日(木)-11月12日(土)
「子ども中心の指導法開発を普及する県チーム、区チーム養成のための研修プログラム(ガチョルト地区)」に参加
10日は、全体会で「子ども中心の指導法」について鎌田が講義した。

講義内容より
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12日の夕方にモンゴルを離れるため、各チームが実施する授業研究会に参加することは出来なかったが、ソンギノハイルハン地区の時と同様、教材研究や指導計画については助言する機会があった。
自然と環境の授業では、「圧力」の説明に、校庭に積もった雪の上にできた足跡を使うなどユニークな試みを計画していた。