第1回10月21日(火) |
身近な電気と磁気
静電気,雷,電気製品,電池
方位磁石,電磁石,リニアモーター
電磁波
基本的な観測事実
1) 電気力という,空間を隔てて働く力がある.電気力の担い手には,2種類ある.それをプラスとマイナスと呼ぶ.プラス同士,マイナス同士には斥力が働き,プラス・マイナス間には引力が働く.
2) 電荷(電気力の担い手)は,物質中を移動できたり出来なかったりする.それは物質によって異なる.
3) 電流は,電荷の流れである.
4) 磁力という,電気力とは異なる力がある.磁力の担い手には2種類あり,NとSと呼ぶ.
N同士,S同士には斥力が働き,NとSには引力が働く.
5) NとSは単独では存在しない.
6) 電流のまわりに磁場が出来る.(電磁石のように,電流によって磁石と同等のものがつくれる.)
7) 発電機のように,磁石とコイルと回転運動から,電気を作ることが出来る.
8) 電磁波という,遠くまで伝わり,電気をひきおこすものが存在する.
さらに,根本的な事実として,
原子の存在:
全ての物質は原子から出来ている.原子はプラスの原子核のまわりをマイナスの電子がいくつか(量子力学的に)「回って」いる.原子は電気的に中性である.