研究室への配属
物理学科では,例年,2月中旬に行われる卒業研究(卒研)発表会の終了後に,2年生に「研究室配属希望調査票」を提出してもらい,それを基に配属先を決定しています。卒研発表会の後に希望調査を行うのは,卒研発表の内容を研究室を選ぶ際の参考材料にしてもらうためです。また,F類の学生を含め,物理学研究室に所属を希望する2年生には,年末頃に「研究室紹介」という冊子を配布します。これらを大いに参考にして,配属希望を出して下さい。
なお,基本的には第1志望の研究室に配属されますが,定員をオーバーした場合,人数調整のために第2,第3志望の研究室に配属されることがあります。
研究室の詳細については,各教員にアポイントメントを取り,直接話を聞くと良いでしょう。教員はみな,親切に対応してくれるはずです。
卒業研究
各研究室に配属されると,1・2年生の時とは全く異なった,アカデミックな世界が開けてきます。3年生はゼミやセミナーを通じて基礎能力を身に付けていきますが,各教員や大学院生,4年生が研究に打ち込んでいる姿を見て,研究に対する興味を高め,その準備をしていくようです。
4年生になると,各自のテーマに取り組み,研究とはどのようなものかを少しずつ理解していきます。日本物理学会や物理教育学会で発表したり,論文としてまとめたりするような重要な成果に結びつくこともあります。
しかしながら,卒業研究においては,研究を仕上げていく過程に意義があるといえます。研究に真摯に取り組んだ経験は,必ずや将来役に立つことでしょう。
卒業論文と修士論文の題目一覧
ここでは,過去の卒業研究と修士論文の題目一覧を掲載しています。
東京学芸大学物理学科の学生がどのような研究をしているのか,ぜひ参考にして下さい。
※研究室の名前順で並べてあります。
平成19年度(2007年度)
卒業論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 相澤研 | 石川 尚志 | 蒸着法を用い作成した銅フタロシアニン薄膜の特性 |
| 原田 健一 | 期相成長法を用いたZnOナノ結晶の育成 |
| 植松研 | 上田 裕子 | 色素レーザーを用いたKの2光吸収の観測 |
| 杉原 教倫 | 半導体レーザーによるCsのヘテロダイン分光 |
| 田畑 智史 | 室内音場のシミュレーションと可聴化 |
| 比佐 明弘 | 円筒物体で散乱される音波の指向特性 |
| 金沢研 | 有井 新之助 | Ni(111)水素吸着表面のLEED評価と低速陽電子ビームによる測定 |
| 佐藤研 | 沓掛 麻理 | 陽電子寿命−運動量相関計測による高分子中のナノ空孔解析 |
| 並河研 | 秋葉 翔 | 磁場に対称なニッケルの反射率の研究 |
| 菊池 舞 | スペックル法による塩水振動子の流速の測定 |
| 林 麻貴 | ドップラー法による塩水振動子の流速の測定 |
| 新田研 | 小田 朋宏 | 「電子は超光速粒子になり得るか」 |
| 金巻 佑佳 | 光のトンネル時間と超光速の解析 |
| 日高研 | 篠田 優介 | 弦の振動のシミュレーション |
| 松原 理 | 3次元の井戸型ポテンシャルによる粒子散乱 |
| 中牟田 義史 | 電子の水素原子による弾性散乱における部分波近似の有効性 |
| 蛭田研 | 川田 正充 | 衛星データを用いたプラズマ電子密度・温度測定の評価 |
| 木村 嘉尚 | 電離圏と地表からなる全地球的電気回路モデルの検証 |
| 冨澤 祐樹 | Natural Timeの概念を用いた臨界現象の時系列解析 |
平成19年度(2007年度)
修士論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 金沢研 | 広田 幸二 | 再放出陽電子測定と消滅γ線測定によるNi(111)表面吸着水素の挙動の研究 |
| 松下 泰久 | 陽電子消滅法を用いたAl系およびCd系準・近似結晶の 構造型原子空孔からの評価 |
| 新田研 | 野口 美奈 | Hawking放射の基礎的研究 |
平成18年度(2006年度)
卒業論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 相澤研 | 足立 雄太郎 | 蒸着法を用いた銅フタロシアニンの薄膜作成 |
| 湯山 皓 | CCVD法による針状結晶の成長条件 |
| 川部 資文 | 粘性係数測定の教材化 |
| 樋口 恵理香 | 蒸着法を用いた銅フタロシアンの成長条件 |
| 植松研 | 五十嵐 岳史 | ヘテロダイン分光による原子の超微細構造の観測 |
| 黒川 佳代子 | オプトガルバニック分光を用いた低コヒーレント光源の強度相関実験 |
| 早川 勇 | ヘテロダイン法によるファブリペロー型半導体レーザーのスペクトル線幅の測定 |
| 金沢研 | 大澤 麻衣子 | Ni(111)表面上の水素吸着と再放出陽電子 |
| 鈴木 寛之 |
| 北畑 宏樹 | 陽電子消滅法を用いたAI系近似結晶の研究 |
| 佐藤研 | 五十嵐 碧 | 陽電子寿命−運動量相関計測システムの開発と材料分析 〜新しいナノ空孔解析〜 |
| 仁平 武 | 環境低負荷型低融点合金Sn-BiにおけるBiミクロ偏析の研究 |
| 新田研 | 鎌田 真之 | 電磁波の波束による屈折のシミュレーション |
| 久恵 浩二 | ハルトマン効果と超光速の解析 |
| 百瀬 莉恵子 | 相対論的電子によるコンパクト天体からの放射 |
| 長谷川研 | 黒重木 誠 | 結合振動子モデルの同期現象 |
| 小豆畑 由未 | 積分発火モデルの同期現象 |
| 日高研 | 平石 渉 | 水素原子の光電効果 |
| 宮山 延大 |
| 蛭田研 | 名越 吉寛 | 大地震による電離圏プラズマ波動の励起現象 |
| 星野 貴志 | 「公園でのロンド」におけるゆらぎ解析 |
| 村上研 | 太田 歩実 | Cup-stacked carbon nanotubeの大気中での酸化 |
平成18年度(2006年度)
修士論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 新田研 | 大津 豊隆 | 超臨界ポテンシャルによる電子・陽電子対生成の場の理論的研究 |
| 西 慶悟 | 物理教員としての実践力の包括的な養成 |
平成17年度(2005年度)
卒業論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 相澤研 | 村里 有紀 | 銅フタロシアニン(CuPc)の薄膜作成過程と結晶成長の関係 |
| 毛涯 洸 | カーボンナノチューブの生成過程における針状結晶の成長条件 |
| 植松研 | 相澤 由美子 | オプトガルバニック分光を用いた強度相関実験の装置開発 |
| 名原 徳子 | 回転板による光の時間的な混色 |
| 金沢研 | 小林 隼 | 陽電子消滅法を用いた準結晶AlPdReRuの評価 |
| 広田 幸二 | Ni(111)水素吸着表面における再放出陽電子測定 |
| 松下 泰久 | 陽電子消滅寿命測定法を用いた1/1-AlReSi近似結晶の研究 |
| 並河研 | 塩野 裕之 | 振動回数に依存して変化する塩水振動の様子 |
| 三浦 聡徳 | 横磁気カー効果における磁場対称成分の入射角依存性 |
| 新田研 | 荒谷 剛 | Nelsonの確率力学による量子軌道のシミュレーション |
| 田代 恭平 | 電子-陽電子対生成に伴う重力波の放射 |
| 野口 美奈 | ブラックホールとしての粒子の蒸発について |
| 長谷川研 | 長田 一水 | FitzHugh-Nagumo ニューロンの同期現象 |
| 日高研 | 田辺 里子 | 電子の水素原子による弾性散乱 |
| 橋田 直隆 |
| 三反田 望 |
| 蛭田研 | 田鎖 翼 | Natural Timeの概念における時系列データの解析 |
| 村上研 | 岡本 慎子 | カップ積層型カーボンのナノ構造と陽電子消滅 |
| 木村 優里 | カップ積層型カーボンナノチューブでの陽電子消滅 |
| 鈴木 崇紀 | グラファイトマテリアル中の陽電子消滅 |
平成17年度(2005年度)
修士論文
| 研究室 | 名前 | 研究内容 |
| 植松研 | 前田 隆信 | オプトガルバニック分光を用いた半導体レーザーの強度相関 |
| 金沢研 | 大石 陽次郎 | 低速陽電子ビームを用いたNi(111)における水素吸着効果の研究 |
| 高際 良樹 | 陽電子消滅法によるAl系,Cd系安定準結晶・近似結晶の研究 |
| 新田研 | 森 貴広 | 結晶に入射した相対論的重イオンによる束縛-自由形対生成の理論 |
| 蛭田研 | 大野 望 | VHF帯電磁波伝搬観測を用いた地震に関連した大気擾乱の研究 |