パネラー紹介

白水 始(東京大学 教授)

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中京大学で教鞭をとり,国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官を経て2016年より現職。専門分野は,学習科学,認知科学,教育工学。『資質・能力 理論編』(東洋館出版社,2016年)など著書多数。

2017年10月13日

テーマ「『主体的・対話的で深い学び』の具体に迫る」

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 社会の変化が激しく、予測不可能な未来を生きる子ども達にとって必要な力は何かという議論が活発に行われ、産業構造が大きく転換する中において未来を支える子ども達を育む教育環境のズレがあることが示唆されています。今、私たちは未来の学びを創造しなければならない喫緊の課題を抱え、教育改革に向かおうとしています。

 このような中で、平成29年3月に告示された学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」が示され、学習内容のみならず、学び方へも言及しています。これは「アクティブ・ラーニング」をより具体的に表現したものと理解することもできますが、この解釈は多様であり、その具体像が共有されているとは言い難い状況であります。
 そこで、平成32年の新学習指導要領の全面実施に向けた移行期を迎えるにあたり、カリキュラム開発や授業改革に向けての手がかりを得るために、確かな理論に基づいた「主体的・対話的で深い学び」の具体像に迫っていきたい。

2017年10月13日

有元 典文(横浜国立大学 教授)

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早稲田大学,川村学園女子大学,東京学芸大学大学院で教鞭をとり,2000年より現職。専門分野は,教育心理学。『デザインドリアリティ[増補版]―集合的達成の心理学』(北樹出版,2013年)など著書多数。

2017年10月13日

西川 純(上越教育大学 教授)

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公立高校教諭,上越教育大学助手,同助教授を経て,2001年より現職。専門分野は,臨床教科教育学,教育工学,科学教育,教科教育学。『みんなで取り組む「学び合い』入門」(明治図書、2017年)など著書多数。前臨床教科教育学会長。

2017年10月13日