今月の学校図書館


2017/12/08

愛知淑徳中学・高等学校

Tweet ThisSend to Facebook | by 井谷(主担)

 

図書委員とつくる読書週間

10月に愛知で行われた日本教育大学協会研究集会に出席した折に、愛知淑徳中学校高等学校を見学させていただきました。広々とした館内に9万冊を超すという素晴らしい蔵書にも圧倒されましたが、図書部長の神尾環樹教諭と、司書教諭の伊藤なつみ教諭にお聞きした図書委員会の活動が大変興味深かったので、今回、伊藤先生にご紹介いただきました。

 


1、概要
 愛知淑徳中学校高等学校は、1905年に愛知県下最初の高等女学校として創立、2006年からは高校入試を行わない完全中高一貫校になりました。生徒数は約1,700名です。

 図書館の蔵書は9万冊超で、校舎を5階まで上がり、別館に移動してさらに登った、いちばん高い見晴らしのいい場所に位置しています。学校司書1名、専任司書教諭1名、図書部教員7名で運営されていて学校司書と司書教諭は任期付職員です。

 本校の図書館を読書週間の活動と共にご紹介したいと思います

2、生徒主体の読書週間

 本校では読書週間を11月3日・文化の日前後に3週間程度設けて、図書館利用推進に向けた取り組みをしています。具体的には2年に1度の図書部主催の講演会、コンクール、図書委員主導の展示やイベントを行っています。 

○読書週間コンクール

 読書週間コンクールは生徒作品を募集し、掲示・投票を経て全校で表彰を行うコンクールです。創作意欲が旺盛な生徒が多く、毎年たくさんの作品が出展されます。


○展示

 図書委員のアンケートから『刀剣乱舞で紐解く日本の歴史』
『和製ファンタジーと海外のfantasy』など4つの班にわかれて展示を作成しました。
 いつもと違う生徒目線での展示はとても好評でした。
 また自分たちで決めたテーマで展示することができたので、普段あまり積極的でない図書委員も生き生きと活動していたのが印象的でした。
    














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