今月の学校図書館


2019/10/01

東京学芸大学附属国際中等教育学校

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
 読書の秋を迎えました。10月は東京学芸大学附属国際中等教育学校の総合メディアセンターのようすをお伝えします。
 9月20日からはじまった、日本でのラグビーW杯。日本チームはもちろん出場国の熱戦に、大変な盛り上がりをみせています。館内でもW杯の開催にあわせ、ラグビー本コーナーを設けました。入口には図書委員の生徒と段ボールで作ったユニフォームを飾り、展示コーナーには小さなラグビー場をつくりました。このラグビー場はとても簡単!用務員さんから借りた未使用の緑の土足拭きマットに、白いお箸をH字にしてさしただけです。お箸の先端には、万が一生徒の目を刺さないよう、美術の先生に丸く紙粘土をつけてもらいました。この展示コーナーを見た体育の先生は、「お箸で作るなんて、良いアイデアだね!」と笑いながら写真をとっており、図書委員は満足気でした。














 さらに、館内窓辺の特別展示コーナーでは、「今、世界の海は~海洋汚染からみるプラスチックごみ~」をテーマに資料展示をしています。テーマ展示をする際に意識していることは、図書だけではなく、関連雑誌や新聞記事も掲示をする、ということです。生徒は課題やレポートに取り組む際、多様な情報源にあたるよう指導されています。そのことを司書としても意識して、テーマ展示をするときはけして本だけの展示にならないようにしているのです。
















 しかし、生徒から「これはリアルすぎで怖っ!」と苦情を言われたのは、こちらの「昆虫食」本のコーナーの表示。今森光彦さんの『切り紙昆虫館』(童心社)を参考に虫たちを作ったのですが、昆虫食ということで、紙皿に飾ったことで気味が悪くなってしまったようです。展示した資料への関心よりも、昆虫の切り紙に注目が集まってしまいました・・・。

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