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2018/12/10

情報活用能力を育てることを意識した理科・総合的な学習の時間の実践

Tweet ThisSend to Facebook | by 金澤(主担)

情報活用能力を育てることを意識した

理科・総合的な学習の時間の実践

東京学芸大学附属世田谷小学校 司書教諭 梅田  翼 

学校司書 金澤 磨樹子

 

 急速に情報化が進展する社会の中で、情報や情報手段を主体的に選択し活用していく力(情報活用能力)を育むことは、小学校においても重要な課題です。そこで、東京学芸大学附属世田谷小学校では、「育成を目指す情報活用能力の一覧表」を作成し、各学年の年間指導計画と関連付けて指導していくことを考えて実践を積み重ねていこうと考えています。

 

 ここで紹介させていただくのは、そのような状況の中で行った実践です。内容は、理科「身の回りの生物」の単元の学習と、そこから発展して行われた総合的な学習の時間での取組です。

●「身の回りの生物」単元の目標

 身の回りの生物について、探したり育てたりする中で、それらの様子や周辺の環境、成長の過程や体の作りに着目して、それらを比較しながら調べる活動を通して、次の事項を身につけることができるよう指導する。

ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。

(ア)生物は、色、形、大きさなど、姿に違いがあること。また、周辺の環境と関わって生きていること。

(イ)昆虫の育ち方には一定の順序があること。また、成虫の体は頭、胸及び腹からできていること。

(ウ)植物の育ち方には一定の順序があること。また、その体は根、茎及び葉からできていること。

イ 身の回りの生き物の様子について追究する中で、採点や共通点を基に、身の回りの生物と環境との関わり、昆虫や植物の成長のきまりや体のつくりについての問題を見いだし、表現すること。




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