授業と学校図書館

授業で役立つ活用事例を「先生のひとこと」として紹介します。
 

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2017/12/16

実技教科こそ学校図書館を活用できる!

Tweet ThisSend to Facebook | by 村上
 今回は、東京学芸大学附属世田谷中学校家庭科教諭 桒原智美先生にインタビューしました。桒原先生は、本校の司書教諭でもあります。日頃から学校図書館を率先して活用し、公開研究会でも学校図書館やICTを活用した授業を行っています。

 そもそものきっかけは、図書委員会を一緒に担当して、生徒と一緒に本の購入に行った際、授業で作成している布のおもちゃに関する本も購入することが続き、資料がかなり潤沢になったので、家庭科室にある資料もあわせて、学校図書館でおもちゃのアイデアを考える授業をやってみたいと、先生から提案されたことです。


  この授業に関しては、データベースに事例No.A0062で見ることができます。

家庭科の授業を学校図書館でやることは、この時が初めてで、生徒もなぜ図書館なのだろうと、不思議そうにやってきたことを覚えています。

 2年後、文科省プロジェクトの一環で、学校図書館を活用した公開授業を引き受けることになり、それなら、このおもちゃ作りにつなげる授業を、ということで行ったのが、「私の成長・幼児の生活と遊び」です。こちらは、事例No.A0168で詳細を見ることができます。公開授業の様子は、2013年12月の、今月の学校図書館でも紹介しています。

村上:先生は、これまでも幼児に役立つおもちゃづくりや、子どもの発達や成長について効果的に学校図書館の資料を使って、アイデアや知識を得て作品に反映させるような取組をされてきましたが、その効果はどのあたりに感じていますか?

桒原:たくさんの資料を準備してもらうことで、生徒の興味・関心を引き出すことにつながったり、幼児の成長について調べることで、子どもにとってのおもちゃの意味を知ったうえで作品をつくるといったことにつながっています。以前に増して、生徒の作品に工夫や独自性が見られるようになったと思います。



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