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お知らせ
〜お知らせ〜
当サイトはまもなく、リニューアルの予定です。記事の更新はもう少しお待ちください。
「
令和5年度
文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の
録画配信の準備が整いました。視聴を希望する方は、
ココ
からお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、
アンケート
にご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、
活かそう司書のまなび
に掲載しました。
令和4年度
文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→
録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→
こちら
。
「学校図書館の検索のイマ!Part1」→
こちら
当日の
プレゼン資料
新着案内
「今月の学校図書館」は
東京学芸大学附属小金井小学校
です。
「授業と学校図書館」は、新潟県立三条高等学校の押木和子先生に
「学校図書館を活用した授業(国語科として)」
を執筆いただきました。「学習活動と学校図書館・司書の役割」というタイトルで学校司書の小阪幸江さんにも執筆いただいています。
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授業に役立つ学校図書館活用データベース
>> コンテンツ詳細
管理番号
A0270
校種
高校
教科・領域等
国語
単元
芥川龍之介「羅生門」
対象学年
高1
活用・支援の種類
図書館授業/資料支援
図書館とのかかわり(レファレンスを含む)
芥川龍之介「羅生門」を解読する図書館授業を行う。主題を7つ提示するので、テーマごとに生徒の読解が深まる図書館支援をお願いする。
授業のねらい・協働にあたっての確認事項
生徒自身の興味に応じて調べ物や話し合いを進めても良いが、必ず提示した主題の内容はクリアすること。そのために充実した資料を用意してほしい。
テーマは以下の7つ
1.「作者」の主観性が強く出ている文章をあげ新しい下人像を検討せよ
2.下人の外面描写を全て抜き出し(1)下人の人物像(2)老婆の話をどう受け止めたか再検討せよ
3.老婆に関する記述だけを全てピックアップし、どのように描かれているかを分析せよ
4.「羅生門」に出てくる門、生き物、衣装、刀について調べ、作中でどのように表現されているかを分析せよ
5.登場する「作者」の語り方の特色(文末表現、比喩表現)に注目し、どのような効果が生まれているかを検討する
6.「今昔物語」の該当箇所と、「羅生門」本文を比較検討し主題を提示せよ
7.「羅生門」の初刊本と教科書の文を比較し、改変からどのような効果が生まれているか、新しい主題を提示せよ
提示資料
「庶民たちの平安京」繁田信一 2010 角川学芸出版
「日本服飾史」増田美子 2013 東京堂書店
「イメージシンボル事典」アト・ド・フリース 1984 大修館
参考資料(含HP)
参考資料リンク
http://
ブックリスト
キーワード1
羅生門
キーワード2
芥川龍之介
キーワード3
今昔物語
授業計画・指導案等
羅生門ワークシート.pdf
児童・生徒の作品
授業者
森安惟澄
授業者コメント
複雑な主題に生徒たちが積極的に取り組む姿が見て取れた。資料も「羅生門」の初刊本の本文との比較検討をはじめ、作中に様々出てくる生き物、衣装、色彩、音などをもとに主題を検討させた。
司書・司書教諭コメント
毎年取り上げられる教材だが、年ごとに内容が深まり、年々変化する内容の授業となっている。生徒自らが、今回は今昔物語のみではなく、方丈記との比較もテーマに加え一層の広がりを持った図書館授業となった。生徒たちの感想が「ミステリー小説のようだ。」「読者参加型の小説だと思った。あなたなら結末はどうしますか、Dボタンを押してください。」「漱石の坊ちゃんと比較してみます。」「倫理観で一方的には捉えていない小説。」など多様な意見が見られた。資料も前回とは異なり「イメージシンボル辞典」「民族大辞典」など時代性を理解する必要のある資料が多く求められた。
今後も教員や授業内容の変化についていく資料支援を視野にいれていく。
情報提供校
東京学芸大学附属高等学校
事例作成日
2016/9/26
事例作成者名
岡田和美(東京学芸大学附属高等図書館司書)
記入者:
岡田
カウンタ
2010年9月14日より
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