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お知らせ
〜お知らせ〜
当サイトはまもなく、リニューアルの予定です。記事の更新はもう少しお待ちください。
「
令和5年度
文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の
録画配信の準備が整いました。視聴を希望する方は、
ココ
からお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、
アンケート
にご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、
活かそう司書のまなび
に掲載しました。
令和4年度
文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→
録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→
こちら
。
「学校図書館の検索のイマ!Part1」→
こちら
当日の
プレゼン資料
新着案内
「今月の学校図書館」は
東京学芸大学附属小金井小学校
です。
「授業と学校図書館」は、新潟県立三条高等学校の押木和子先生に
「学校図書館を活用した授業(国語科として)」
を執筆いただきました。「学習活動と学校図書館・司書の役割」というタイトルで学校司書の小阪幸江さんにも執筆いただいています。
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授業に役立つ学校図書館活用データベース
>> コンテンツ詳細
管理番号
A0331
校種
小学校
教科・領域等
国語
単元
「やまなし」「イーハトーブの夢」
対象学年
高学年
活用・支援の種類
資料提供・デジタルブックトーク・リテラチャーサークル用のワークシートの提供・ブックボードの説明・ブックボード作成サポート
図書館とのかかわり(レファレンスを含む)
「やまなし」の単元で宮澤賢治の本を並行読書させたい。自由に読ませるだけではなく何かよい読書方法はないだろうか?また、6年生のこの時期に読後に何か成果を残せないだろうか?
授業のねらい・協働にあたっての確認事項
確保できる時間数、リテラチャーサークルの説明をし先生の関心と実施への意向をうかがった。また成果の残し方として朝日新聞社が主催していた高校生読書甲子園のブックボード作成の例を紹介した。
提示資料
リテラチャーサークルでとりあげた資料 各グループがだいたい同じ時間数の中で読み終わるように同じ長さの作品を選んだ。また、市内公共図書館と公立小中学校からの相互貸借で複数冊そろえられるものを選書した。
ISBN 4-03-963630-9
『鹿踊りのはじまり 』
宮沢 賢治 /作, たかし たかこ /絵
偕成社
1994.2 35p 29cm
シリーズ名 日本の童話名作選
紹介文 岩手・花巻周辺に伝わる「鹿踊り」のいわれを、賢治がかたった物語。湯治に出かける途中のすすきの原で男がうっかり忘れた手拭いに、6匹の鹿が寄ってくる・・・。
ISBN 4-03-963480-2
『雪渡り 』
宮沢 賢治 /作, たかし たかこ /絵
偕成社
1990.6 35p 29cm
シリーズ名 日本の童話名作選
紹介文 「かたゆきかんこ、しみゆきしんこ」。兄妹が雪の原を歩いていると、狐に出会い、幻燈会に誘われる。狐は人を化かすもの。子どもたちは幻燈会にでかけるのか?
ISBN 4-03-963420-9
『猫の事務所 』
宮沢 賢治 /作, 黒井 健 /絵
偕成社
1994.10 35p 29cm
シリーズ名 日本の童話名作選
内容紹介
猫の事務所の書記の中に一匹のかま猫がいました。かま猫は寒さに弱くて夜かまどの中に入って眠るため煤で汚れていて、猫仲間にきらわれていました。黒井健の繊細な絵に引き付けられます。
参考資料(含HP)
学校図書館活用データベース 授業と学校図書館 2013/04/06 「やってみました!小学校でリテラチャーサークル」 も参考にしました。
参考資料リンク
https://www.asahi.com/shimbun/dokusho/koshien/howto.html
ブックリスト
リテラチャーサークル用ブックリスト.xls
キーワード1
リテラチャーサークル
キーワード2
宮澤賢治
キーワード3
ブックボード
授業計画・指導案等
(国語)やまなし(ブックトーク)最終 (1).pdf
児童・生徒の作品
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=877#_1330
授業者
野田賢耶教諭
授業者コメント
筆者から読者へのメッセージや宮沢賢治の世界観を「やまなし」の作品や「イーハトーヴの夢」だけで理解するのは難しい。そこで、宮沢賢治の作品を平行読書し、宮沢賢治の世界観を少しでも児童が理解できることをめざし、司書の先生と連携を図って、本実践を行った。
司書の先生からブックトークをしていただき、関心をもった作品を選んでリテラチャーサークルを行った。児童にとって初めての経験であったが、読書後に自分の役割を果たすために、短い時間であったが部屋全体が音が一つもしないくらい集中した読書を行うことができていた。また、読書後にそれぞれの役割が異なることも児童が目的意識をもって話し合いに参加することができて、主体的な学習へつなげることができた。そして、同じ作品を読む児童同士が交流することで、同じ考えや異なる考えに児童が気付いたり、「やまなし」と比べて共通点に気づいたりすることができ、宮沢賢治の世界観に児童が気付くことにもつながったと思った。
リテラチャーサークル後に、自分たちで読んだ作品の良さをブックボードにして他の人たちに伝える活動を行った。ブックボードにリテラチャーサークルで話し合った心に残る文章や場面、感想を取り入れることで、より作品への理解を深めることにつなげることができた。また、どうしたら他の人が興味をもつブックボードになるかを考えることで、それぞれのグループが工夫を凝らした作品へとつながることができた。
司書・司書教諭コメント
宮沢賢治の並行読書の際、お声かけいただき、前年度4年生で実践したリテラチャーサークルを提案したところ、関心をもっていただき、6年生全3クラスでリテラチャーサークルをおこなうことになった。4人ずつの8つのグループが同じ速度で読み終わるように、同じボリュームの童話を8つ選書した。
〇本の紹介は、デジタルブックトークでおこない、、そのあと、児童から第三希望まで希望をとり、全員希望する本を読めるようにグループの調整を担任の先生といっしょにおこなった。
〇学校司書より具体的なリテラチャーサークルの説明をおこない、数回にわたって、各童話を4人のグループでリテラチャーサークルで読み、毎回グループ内で作品について話し合う時間をとった。
〇各自の役割別ワークシートとその時間の各自の全体振り返りをワークシートに記録し、グループごとのファイルで残した。
〇また野田教諭のクラスでは、全グループが読み終わった後、3学期に各グループで読書ボードを作成した。
感想:宮沢賢治の並行読書では例年、ブックトーク後に、関連童話を学年に貸し出していたが、学校司書からは児童がどの程度読んでいるか把握することが難しかった。また賢治の童話は児童にとっては難解なものも多いのだが、今回は複数名で読むことで、内容を共有しあうことでたがいの読解を助けあい、各々が賢治の作品により近づくことができたように思う。また話し合いのみで終わりとせず、目に見える形で童話の紹介を読書ボードという形で表現したため、たくさんの作品を児童が知ることができた。
リテラチャーサークル後の活動は各クラスの児童の感触をみてすすめようとのことだったので、野田教諭のクラスでは読書ボードを作成。別のクラスでは、他の本でもやってみたいとの意見が出たのでYA向けなどの本を新たに選書し、ブッククラブ形式で読書会をおこなった。
情報提供校
国分寺市立第五小学校
事例作成日
事例作成 2018年12月10日 /授業実践2017年11月 ~2018年3月
事例作成者名
杉本ゆかり
記入者:
村上
カウンタ
2010年9月14日より
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