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お知らせ
〜お知らせ〜
当サイトはまもなく、リニューアルの予定です。記事の更新はもう少しお待ちください。
「
令和5年度
文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の
録画配信の準備が整いました。視聴を希望する方は、
ココ
からお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、
アンケート
にご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、
活かそう司書のまなび
に掲載しました。
令和4年度
文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→
録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→
こちら
。
「学校図書館の検索のイマ!Part1」→
こちら
当日の
プレゼン資料
新着案内
「今月の学校図書館」は
東京学芸大学附属小金井小学校
です。
「授業と学校図書館」は、新潟県立三条高等学校の押木和子先生に
「学校図書館を活用した授業(国語科として)」
を執筆いただきました。「学習活動と学校図書館・司書の役割」というタイトルで学校司書の小阪幸江さんにも執筆いただいています。
授業実践事例:教科別目次
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授業に役立つ学校図書館活用データベース
>> コンテンツ詳細
管理番号
A0068
校種
中学校
教科・領域等
理科
単元
放射線の体への影響を知り、自分の行動を決める (第一分野 科学技術と人間 エネルギー)
対象学年
中3
活用・支援の種類
資料提供
図書館とのかかわり(レファレンスを含む)
2011年3月の原発事故以来、話題となった放射線、原子力についての授業を行うので、資料の取りまとめと関連図書を生徒に紹介してほしい。
授業のねらい・協働にあたっての確認事項
放射線・原子力に関する教材は十分先生のほうで用意されておられたので、それらをまとめることにし、さらに原子力発展として発電や原発事故というキーワードで資料を集めて,資料提供を行うことにした。また,同時期に他の教科でも震災や放射能に関する関心を持っている先生もいらっしゃったため,図書館では震災及び原発事故に関する所蔵資料の展示を行い、生徒への啓発、図書館の利用を促すことにした。
提示資料
授業でつかった「放射線・原子力」の資料情報とバックグラウンドとしての知識となるものをまとめた
電子書籍『もっとわかる放射能・放射線』
CoSTEP教育スタッフ/著 CoSTEP北海道大学高等教育推進機構 2011年初版発行
紹介:今回の震災後に北海道大学が電子書籍で発行したもの。原発の事故を加味して執筆されているため,放射能について報道されている内容などを理解するための基礎知識として役立つ。(井上)
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ebooks/radioactivity/index.html#page=1
『原子力のことがわかる本』
舘野淳著 研数出版 2003年初版発行
紹介:原子力について,基本的なことから書かれており、原子力発電に関する知識がまとまっていて読みやすい。図や写真を多く使っており,理解の助けになる。原子力発電については中立的な書き方をしており,電力会社の事故隠しなども取り上げている。小中学校図書館必携としてお薦め。(井上)
『原発事故を問う チェルノブイリからもんじゅへ』(岩波新書)
七沢潔著 岩波書店1996年初版発行
紹介:授業のバックグラウンドの知識として持っておくのによい。、そのまま「チェルノブイリから、福島へ」と読めた。関係者がなぜ動けなかったのか、ごまかすのか。想像を超える事態に直面した人がどんな行動を取るのか、世界共通なのだと思った。〈井上)
参考資料(含HP)
教科書移行教材 中学校理科3年 大日本図書
参考資料リンク
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/d_02.html
ブックリスト
放射線ブックリスト中3理科.xls
キーワード1
放射線
キーワード2
原子力
キーワード3
東日本大震災
授業計画・指導案等
中学理科 放射線の授業5回.pdf
児童・生徒の作品
授業者
井上創
授業者コメント
授業前、多くの生徒は、放射線や原子力発電所について「良くわからない、とても怖い」という状況でした。学習を終え「放射線や放射性物質の怖さと扱い方を知り、安心した」という生徒がおり、また、「具体的に注意すべきことが分かり怖いことだと思った」という生徒もいました。受け止め方や各人が決めた「自分の行動」は人それぞれですが、報道等への興味も増し、状況を落ち着いて受け止められるだけの知識や心構えができたようです。図書館の後押しがあり、有難いと思いました。
司書・司書教諭コメント
同時期に家庭科でも震災や放射能事故についての調べ学習があったため,両方で資料を活用していただきました。県立図書館,市立図書館から借用した資料を見ていただき,継続的に活用できるものを購入しました。
また,図書室でも震災・放射能に関連する図書や雑誌を集め,展示を行いました。中でも雑誌に注目する生徒が多く,アエラムック「原発と日本人」などは昼休みなどに手に取って読んでいる様子が見られました。授業で活用された資料はHPなどの電子媒体のため,図書館で先生お勧めの資料をできるだけ補完できるような資料選びを心がけました。
7月には国語で原爆の詩を取り上げた関係から,広島・長崎の,特に原爆に関する資料を展示した際も,資料をめくる姿がありました。複数の教科で取り上げられ,また日常の報道も多いため,生徒はやはり強い関心を持っているようです。
[編集追記] 放射線被害を伝え方として井上教諭が共感できるという「0.02%の嘘」と題された文章を「単に嘘と呼んでしまうにはあまりにも希薄で、かといって知らないふりができるほど小さくはない何か…」を授業最後に配布されています。http://www.lizard-tail.com/isana/archives/text/thought_about_radiation.html ブックリストをご参照ください。「学校図書館の日常」>「トピック」2011年6月にも、この授業について紹介しています。
情報提供校
千葉大学教育学部附属中学校
事例作成日
2011.6.14
事例作成者名
子安伸枝
記入者:
中山(主担)
カウンタ
2010年9月14日より
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