実験内容
事前学習
第1週までの課題
実験に用いる試薬(過酸化水素・硫酸・過マンガン酸カリウム・
鉄ミョウバン)の物性や劇物・毒物の区分について調べる。
実験ノートに手書きでまとめ、実験の安全について考える。
文献の出典は奥付にもとづき,必ず記載すること。
水の流出実験・予備実験
反応速度を測定するため、秒針付き時計を各自準備すること。 |
経時変化と速度の表現
時間とともに変わる現象を表現する方法について考える
水の流出実験
1) 経時変化を調べる。
2) ペットボトルから水が流出する速度と時間の関係を調べる。
・ 微分速度式
・ 積分速度式
水の流出実験の方法
反応速度実験:予備実験
反応速度実験とは
スモールスケール化学実験の操作に慣れる
1) 過酸化水素の初濃度を求める。
2) 反応を開始させ,2回のサンプリングと滴定を行う。
反応速度実験の方法
第2週までの課題
「水の流出実験」の積分速度式のグラフを作成する。
過酸化水素の初濃度を求める。
初濃度の求め方
基本実験
反応速度実験
注意深く,できるだけ質の高い実験を行う。
観察したことは詳しく記録する。
実験データをパソコンに入力し、実験の達成度を
評価(点数化)する。
実験は2回以上行う。
第3週までの課題
「経時変化」と「k-プロット」のグラフを実験ノートに描く。
表計算・レポートの書き方
データ処理
回帰分析と測定値の表示について
1) 積分速度式の妥当性(k‐プロットの比例関係)を検証する
・ 直線 (τによる判別)
・ 切片 0 (aによる判別)
データ処理のフローチャート
2) k の値を求める。
3) 探求型レポートの書き方を習得する。
レポートの書き方