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書籍情報
不登校はなぜ起きるのか
不登校はなぜ起きるのか

著者:小林 正幸
編集:東京学芸大学出版会 編集委員会
発行:東京学芸大学出版会
2005年11月5日 第1版第1刷発行
ISBN : 4-901665-05-7
価格 : 840円(税込)

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[内容構成]
はじめに
1.現代の教育問題が表すもの
2.不登校はなぜ起きるのか
3.不登校の維持・悪化要因と
         不登校への対応
おわりに

 現在、不登校の子どもの数は、横ばいから減少に向かっているといいます。しかし、全国で12万人が不登校で、それは、人口規模の小さな県の全児童・生徒の数に相当します。それは、10年前の2倍に近い水準に戻っただけであり、問題が解決したわけではありません。不登校の問題は、子どもが学校に合わない問題です。子どもが学校に合わないとは、学校が子どもに合っていない問題でもあります。そのことは、子どもが来たくなる学校、子どもが心地よく感じられる学校ではないという意味でもあるのです。それだけに、不登校の問題は、不登校の児童・生徒だけの問題ではなく、学校教育そのものが直面している重大な問題・課題を端的に示しているといえるでしょう。(「はじめに」より)

[ご案内]
 本書は,東京学芸大学出版会がブックレットとして出すリベラルアーツ21シリーズの,第1号です。---リベラルアーツ21シリーズとは,わが国の教員養成の基幹的役割を担う本大学にある出版会として,教師や教員志望の学生はもとより,PTAや一般社会の皆様にも,さまざまな角度から教育の問題に関してすぐれた手引を読みやすく提供することを目指したものです。---

 著者は不登校をはじめとする児童生徒の学校適応指導の第一人者として広く知られています。心理学的には認知行動療法といわれる領域の手法を得意とする先生ですが,難しい専門用語は一切使わずに,認知行動療法のエッセンスが具体例とともに分かりやすく説明されています。それは,本書が2004年に鹿児島と京都で著者が行った講演の逐語記録を元に再構成されたものであり,聴き手に語りかける口調で書かれているからでもあります。著者と対話している感覚で読み進めるうちに,今の子どもは何に悩んでいるのか,その社会文化的背景は何か,どう対応すればよいのか,などについての深い洞察を自然に得られていることに,読者は喜びを感じるであろうことと思います。

連絡先

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