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東京学芸大学美術科鉄矢研究室木活研究
コンセプト
 
森林が2/3を占める日本、 そして木に関する技術、
日本は木とともに歴史を重ね、文化を育んできました。
林業・国産木材の危機が言われる中、エコロジカルであったりサスティナブル(持続可能)な
社会目指す社会的風潮からも、木材という資源は新たに注目を浴び始めています。
しかし、これから木の文化と向き合い、継承していくべき世代が、
木に触れたり、木でモノを作り出す機会は減っていくばかりです。
本研究は以下教育現場の2面から、木材の情報収集と分析を行い、新しいデザインの提案につなげることを目指します。

■小学校「図工」や中学、高校の「美術」の時間
学校の指導要領の改訂に供ない、図工の時間は削減されました。
(週1回あったはずの2時間続きの図工を皆さんの町で確かめてみてください。)
つまり、創意工夫する時間の削減され、扱う素材も簡便化してしまうことが多いのです。
そんな中でも、東京都全域と兵庫、大阪、埼玉、神奈川の一部の地域に関しては、
小学校で図工専門の教員「図工専科」が存在し、さまざまな工夫をしております。
削減された時間内でも、有意義にものづくりを行なっている教育現場の情報や考え方を収集・分析、発信していきます。

■学校施設
シックスクールなどの事故からも学校環境において、木材は大きく注目されております。
また、木造校舎に関しても見直されております。