研究の内容と方法 |
■C類特別支援教育教員養成課程は、4つの障害別専攻を設けております。学生の皆さんは、各専攻に在籍することになります。 ■大学の教員(先生)は、C類の授業を担当し学生の皆さんの指導にあたりますが、それと共にそれぞれの専門領域ごとに、研究分野に分かれて所属しています(この点については、大学院の紹介ページ等をご参照下さい)。 ■障害に関する”研究”を行うにあたっては、テーマに応じて様々な理論や方法があり、研究の進め方は大きく異なります。 ■実際の研究の進め方は、「卒業論文」を通じて学習することになりますが、興味のある方は先生方の専門研究領域(下の表など)を参考にしてください。 |
氏名・職種 | 専門の内容 | |
渡邉健治 | 教授 | |
高橋 智 | 教授 |
私は主に教育調査、比較教育、教育史の方法を用いて研究を進めています。具体的には、@障害を有する本人のニーズ調査からさぐる当事者が求める理解・支援、A特別支援教育の形成に関する比較教育史研究(北欧・東アジア・ロシア・北米)、B新興国・紛争国・発展途上国の障害児教育と国際開発協力(中国・韓国・インド・クロアチアほか)、C外国人と特別支援教育(障害を有する在日外国人児童生徒の教育実態、外国人学校の障害児教育ほか)などです。研究室には何人もの留学生が学んでいます。 |
小池敏英 | 教授 | |
國分 充 | 教授 | |
伊藤友彦 | 教授 |
話す、聞く、読む、書くことの発達や障害はすべて言語の問題です。言語についての深い理解、体系的な知識なくしてこれらの問題の解明はできません。私の専門はさまざまな障害に伴う言語の問題の理解と支援です。 |
藤野 博 | 准教授 | 人の心を読み取る力はどのように発達していくのでしょうか?それはコミュニケーションやことばの発達とどう関係するのでしょう?自閉症などの発達障害の子どもたちのコミュニケーションの困難と支援法をそのような視点から研究しています。 |
濱田豊彦 | 准教授 |
聴覚障害児の中には学習障害や注意欠陥多動性障害、高機能自閉症などを併せ持っているために学習や集団参加に苦しんでいる者がいます。彼らの実態把握や支援方法の開発を研究しています。また、中途失聴者へのコミュニケーション指導や障害受容についても取り組んでいます。 |
小笠原惠 | 准教授 | 私は、知的障害を伴う自閉症や広汎性発達障害のお子さんたちが、生活していく中でであうさまざまな困難に対して、どのように工夫していくと生活しやすくなるのか、ということについて研究しています。 |
澤 隆史 | 准教授 | 「聞こえ」の障害とは、どのような障害でしょうか。子どもの「聞こえ」の障害と発達との関係を、ことば(話す・聞く・書く・読む)やコミュニケーションの視点から研究してます。 |
奥住秀之 | 准教授 |
主な研究活動として、知的障害・発達障害児・者の認知と行為に関する実験的アプローチと、障害児の保護者、支援者、本人に関する調査研究を、臨床活動として、LD等の発達障害児の学習・余暇支援を行なっています。 |