特別支援教育とはどのような教育ですか?


C類の学生の4年間


C類学生の4年間の主な学事・行事は上の図のとおりです。

 東京学芸大学では、3・4年次の9〜10月半ばにかけて教育実習が行われます。この間、1・2年生は特別に開講されている授業の履修を除いて、休業期間となります。

 
【1年次】
■前期授業終了後9月〜10月初旬にかけて、大学附属の特別支援学校、都内の特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室を見学します。おおよそ7〜8校程度の学校を参観し、レポート作成等を行います。2年次以降の専攻決定のためにも大切な見学となります。
■12月〜1月にかけて、2年次以降の専攻決定のためのオリエンテーションを行い、専攻を決定します。

 
【2年次】
■専攻別の専門科目が増え、小学校教員免許取得のための授業も開始されるなど勉強時間が増えます。

 
【3年次】
■「特別支援教育研究法」の授業では、アセスメント方法や文献収集・レポート作成などの演習を通じて、少しずつ実践的な学習を進めていきます。
■3年次の初めから研究室訪問を行い、7月半ばに4年次での卒業論文に向けて所属する研究室を決定します。
■9月は、大学附属の小学校または中学校で4週間の教育実習が開始されます。実習を通じて、実際に教壇に立ち授業の進め方や学級経営等について学びます。

 
【4年次】
■7月になると、全国の自治体で教員採用試験(1次試験)が行われます。教員採用試験は各自治体に応じて、試験内容等が異なるため、各自十分な情報を集めることが必要です。一次試験に合格した学生は、その後8月〜10月頃にかけて2次試験が行われ、秋頃に合格者が決定します。
■9月は、特別支援学校で教育実習を行います。大学附属および都内の特別支援学校で3週間実施されます。
■例年、12月に卒業論文を提出します。4年次の一年間は卒業論文作成に向けて様々な調査や実験などを行うため、忙しい一年となります。
■大学院や特別専攻科の入学試験も行われます。例年、進学する学生も少なくありません。