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4.ヒアリング調査のまとめ

 保育、教職員、保護者のいずれにおいても、これまで築いてきた基盤があり、その枠組みでは対応できない点が課題として挙げられていました。それぞれの園で抱える問題に対し、様々な対応をしているが、基本的には即効性のある課題解決の方法があるわけではなく、幼保両者が理解し合うことを基礎に様々な対応が積み重ねられていると考えられます。また、一体化移行当初は幼保で歩み寄れない苦労もあったことが聞かれたが、幼保一体化がある程度進むにつれてその状態が通常のことになり、それにより教職員や保護者も新たな枠組みが定着し、課題も少なくなってくると思われます。保育者間、保護者との間にずれがあっても、対話を継続し丁寧に対応し、子どもの育ちの姿を共有していくことが、幼保一体化に向けての対応の工夫であると考えられます。
 運営面では、今回ヒアリング調査を行った園が全国に先駆けて一体化を実施している園であったこともあり、日々の保育を行う上で生じた現場の葛藤の声を多く聞くことができました。各園で直面した課題について、園と行政が模索しながらもその園に合った形で臨機応変に対応をしていました。今後は、現在蓄積されつつある多くの園の事例に倣いながら、より良い形で幼保一体化が進んでいくと考えられます。

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