東京学芸大学Webオープンキャンパス2021
[A類]初等教育教員養成課程
学校教育選修
学校教育選修

子どもと学ぶ、子どもに学ぶ。

学校教育選修では、教科指導の能力に加えて、古今東西の教育事情や教育のあり方に影響を及ぼす学校内外の諸要因について高い見識を持ち、現在の学校に適応するのみならず、新たな学校のあり方を模索・構想・提言・実現できる教師の養成をめざしています。

4年間の学び

1年次は、学校教育選修の学修の中心となる教育学の5領域(教育哲学・教育史・教育方法学・教育経営学・教育社会学)の基礎を学びます。また、教職・教育実践研究への入門となる授業を履修します。2年次は教育学の基本文献をゼミ形式で読むことで、研究の基礎的能力や協働する力を身に付けます。3年次は「特講」と「演習」と呼ばれる教育学の専門授業に参加し、研究室での活動も開始します。附属小学校での教育実習にも取り組みます。4年次は卒業論文作成のための主体的な探究が中心となります。公立小学校での教育実習を経験することで、教職で必要とされる知識や技能をさらに身に付けることも期待されます。
こうして、学校教育選修の学生は4年間で次のことを身に付けることができます。
⑴個々人の能力や性格の把握にとどまらず、子どもたちがどんな社会(時代)を生きている(生きてゆく)のかを知って授業に反映させる、視野の広い子ども理解。
⑵チャイムが鳴ったら席に着く、教師の指示に従う、といった授業の前提条件を意図的に整えるための原理や技術。
⑶各教科の独自性を尊重しつつ、必要に応じて教科の枠を超える授業づくりの発想・構想力。
⑷教科教育に含まれないが学校教育を支える大きな力を発揮している諸活動(学校行事や給食・清掃など)に注目してその意義を正当に評価するセンス。
⑸学校を広く社会の中に位置付けてとらえ、子どもの成長を見守る大人の協働を実現するマネジメント力。

先輩からのメッセージ

私はこの選修で各教科に加えて5領域から成る教育学の基礎を学んできました。「教育とは何か?」「学校って何だろう?」「良い授業とは?」「人を育てるとは何か?」この選修は、このようなすぐに答えの出ない問いに、ひたむきに粘り強く考えることが得意になる、そんな場所です。広い視野からより良い教育を想像・創造できるような人になるために、素敵な先生方や、同じ志を持った仲間と共に、議論し合い、学び続けます。各教科に加え、教育学という学問に触れるのは、容易な道のりではありませんが、教科だけに縛られない教育そのものの魅力に、どっぷりと浸かる大学生活に挑戦してみませんか。(下田紗矢 4年)

特色ある科目

学校教育選修入門セミナー、教育学研究入門、教育基本文献講読Ⅰ、教育基本文献講読Ⅱ(外国語活用科目)、教育実践研究、教育実験観察法、教育調査法