東京学芸大学Webオープンキャンパス2021
[A類]初等教育教員養成課程
学校心理選修
学校心理選修

心を知る教師が教育を変える。

学校心理選修では、学習や生活全体にわたる、児童生徒の「生きる力」を育むために教師として必要な心理学の専門知識を学習します。学力を高め、発達障害を含む発達の個人差に対応し、いじめや不登校のないクラスづくりを進めるなど、多様な教育課題に取り組むために役立つ心のしくみについての専門知識と実践力を育成します。

4年間の学び

学校心理選修では、人の記憶・学習・理解・動機づけのメカニズムを解明する「教授・学習、認知心理学」により、子どもが学習につまずいたときに、具体的な支援の方法を示すことができます。「社会心理学」により、子どもが互いに尊重し合い、個性の輝くクラスをつくることができます。「発達心理学」により、学年に応じた心の成長を理解することができます。「臨床心理学」により、子どもが悩んでいるときに、心の声に耳を傾けることができます。
小学校教員免許への道のりは、1年次の「教職入門」、2年次からの各教科の「教科教育法」、「授業観察演習」、3年次で「教育実地研究Ⅰ」(附属学校での教育実習)、さらに4年で「教育実地研究Ⅱ」(協力学校での教育実習)へと続きます。学校心理学の道のりは、1年次の「心理学概論」と「心理学統計法」に始まり、2年次には、「授業実践の心理学」や心理学各領域の概論、さまざまな心理学研究技法の授業があります。3年次には各心理学の演習科目と「教育心理学実験」があり、研究室配属、そして、4年での卒業研究と続きます。2つの道のりはお互いに独立ではなく、1年次からの学校見学や教育実習などで問題意識を育み、それを解決する心理学の研究方法と専門知識を学び、さらに、教育実習などに生かして行くという、「スパイラルな学び」により実践的な力をつけることができます。

先輩からのメッセージ

「子どもの力を引き出すためにはどう働きかけるか」「子どもが問題行動をとってしまうのはなぜなのか」学校心理選修では心理学の観点から,指導方法や子どもたちへの関わり方について学びます。1,2年次に学んだ心理学の理論を用いて,3,4年次には授業分析を行ったり,教育実習で実際に指導に活かしてみたりと,4年間で理論と実践を往還することができます。学校心理選修の最大の特徴は「一つの教科に縛られない」ことであると私は考えます。心理学の理論はすべての教科において活用することができ,また授業外の様々な場面(生活指導や教育相談など)でも応用することができます。私が4年間心理学を学んできて気付かされたのは,「教師がとった行動は子どもに大きな影響を与える」ということです。教師の働きかけで子どもを良い方向にも悪い方向にも導くことができます。だからこそ,心理学の視点から子どもの行動の背景をとらえたり,対応について考えたりすることが非常に大切なのです。私は春から小学校の教壇に立ちます。これまで学んできた心理学の理論は子どもたちや保護者と接するうえで役立つだけでなく,今後自身の教師としての技能を高めていくうえでも役立つと確信しています。みなさんも,学校心理選修で「教育」を心理学の視点から考えてみませんか?(安斎快 2020年度卒業生)

特色ある科目

3年春学期の「教育心理学実験」では、1年次より学んだ「教授・学習、認知心理学」「社会心理学」「発達心理学」「臨床心理学」の各領域からテーマを選び、1年次に学んだ統計法や実験法、2年次の質問紙調査法などの技法を駆使して自分たちで研究を仕上げます。

動画

模擬授業①

模擬授業②