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連続講演会<第二十二回>
荒川支流 旧芝川に学び、野川を考える旅
〜河川再生活動が生み出す環境学習〜

荒川支流の旧芝川と多摩川支流の野川では、市民による熱心な河川の再生活動が展開されてきました。そこで学生企画委員は、旧芝川の河川再生の現場を視察し、両河川の再生活動に携わってきた人々と小さな川の物語を語り合い、それぞれの河川再生活動から環境学習の展望を見出すべく、バスツアーを企画しました。
ツアーでは、午前中には旧芝川の現地を視察し、午後には旧芝川再生活動に取り組まれた山本氏と、野川における地域環境の全活動に取り組まれている彦坂氏にご講演いただきました。講演後は参加者全員によりディスカッションを行い、「大人の率先した環境行動が子どもの環境活動を育む」という企画者の問題提起に対し、大人-子どもの双方向の関わりの重要性や、近隣住民との交流の重要性が確認されました。

講演記録
講演1:山本晃嗣氏(179KB
講演2:彦坂和夫氏(188KB)
ディスカッション(258KB)

日時 2008年 11月23日(日) 
8:50集合 〜 16:30 帰着
会場

埼玉県鳩ヶ谷市
(集合場所:東京学芸大学小金井キャンパス 正門)
アクセスマップ

参加者 21名 (一般11名、学生 7名、教職員3名)

プログラム
8:50〜 学芸大学正門
9:00〜 バス乗車・出発
10:30〜 旧芝川の視察
12:00〜 昼食(鳩ヶ谷市南八丁目自治会館)
13:00〜 講演会
コーディネーター: 
吉冨友恭氏(東京学芸大学環境教育実践施設 准教授)
話題提供1:旧芝川の活動 山本晃嗣氏(株式会社ポエル 代表)
話題提供2:野川の活動 彦坂和夫氏(野川ほたる村 村長)
14:00〜 参加者全員によるディスカッション
14:45〜 終了
15:00〜 バス乗車・出発
16:30〜 到着 学芸大学正門

【お問い合わせ】
東京学芸大 「多摩川エコモーション」(現代GP) 事務局
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
国立大学法人 東京学芸大学 環境教育実践施設内
TEL.042-329-7862 FAX.042-329-7669

 
講師プロフィール
山本晃嗣
株式会社ポエル 代表
鳩ケ谷市南八丁目自治会で旧芝川関連の活動に従事している。
旧芝川の活動では、河川水の汚染を生活排水から改善すべく、「えひめAI-2」(酵母・乳酸菌・納豆菌を主体に発酵培養させた酵素を含む複合微生物)を用いて、家庭でできる汚染の抑制に働きかけている。活動は地域から市、全国へと広がっており、最近では各地より旧芝川への見学や問い合わせが後を経たない。
彦坂和夫
野川ほたる村 村長
1986年に「野川ほたる村」を発足して以来、野川をはじめ、地域の環境保全活動に尽力している。長年の活動から、地域の変遷などにも詳しく、地域のうつりかわりと環境のあり方について、各地で講演を行っている。
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