2003年度巡検報告



1.永山丘陵(東青梅)巡検 4月25日(金)

  案内者: 小泉武栄
  参加者:


2.秋留台地巡検 5月4日(日)

  案内者: 石川温之 鉾谷寿一
  参加者:


3.信越巡検 5月12日(月)

  参加者: 佐藤安泉 杉原晴佳 鈴木菜奈子

  1.黒部川扇状地 
    花崗岩質の透水性の良い砂礫層でできているので、地下水が豊富。
  2.称名滝・ハンノキ滝 
    落差350mと落差500mの滝。
    立山の噴火による溶結凝灰岩をV字型に約150m侵蝕した「称名廊下」の末端から落下する大漠布。
    落差500mのハンノキ滝の方は4月〜7月の融雪期にしか現れない。

  3.悪城の壁 
    称名川左岸に続く溶結凝灰岩の日本最大級の一枚岩。 高さ500m、延長約2km。
  4.姫川渓谷 
    姫川は北アルプスの白馬岳(標高2932m)や五竜岳(標高2814m)を水源として、
    糸魚川・静岡構造線に沿って南から北へほぼ一直線に流れる。

  5.黒部ダム 
    1963年に完成した日本最大、世界でも有数のアーチ式ドーム超流型ダム。
  6.善光寺(7年に一度の御開帳)
  (佐藤)

4.三頭山巡検 5月17日(土)

  案内者: 辻村千尋
  参加者:


5.三頭山巡検 5月18日(日)

  案内者: 酒井啓 目代邦康 池田明彦
  参加者: 李景仙

  観察とディスカッション
  1.三頭の大滝の成因:単純なロックコントロールか,
                下流からの侵食のフロントを示すものか?その上下の地形の違い
  2.三頭山の植生:シオジ,サワグルミ,ブナ,イヌブナ
  3.ブナ沢の渓畔林:赤松モデル,豪雨崩壊約10年後の植生分布
  4.硬砂岩と石英閃緑岩での崩壊地の形態の違い,谷の形の違い,分布密度
  5.開析前線の存在:時代性を持つものか
  6.岩塊斜面:周氷河説,土石流説
  7.石英閃緑岩の風化
  8.武蔵五日市のうどんや
  (目代)

6.由比川巡検 5月24日(土)・25日(日)

  参加者: 栗下勝臣 目代邦康 池田明彦 片桐一樹
  
  1.トレンチの場所を通る谷の横断測量データ(目代)
  2.トレンチ壁のデジカメ写真(池田)
  3.電探データ(栗下)
  4.土壌サンプル10cm毎(栗下)
  5.粘土層中の有機物サンプルとその産状の記載(栗下)
  6.写真(栗下,目代)
  (目代)

7.縞枯山巡検 6月7日(土)・8日(日)

  参加者: 池田明彦 片桐一樹

縞枯れが発生している辺りから斜面上部に向かって200m測量しました。途中2条の立枯れ帯を通り抜けました。これを26年前の調査と比較すると,下の立枯れ帯が30m,上の立枯れ帯が60m移動していました。詳細は20日のゼミの時間に卒論構想として発表します。この調査で池田さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。(片桐)

8.大弛峠巡検 6月15日(日)

  参加者: 辻村千尋 佐藤安泉 

9.至仏山巡検 6月19日(木)〜20日(金)

  案内者: 小泉武栄
   参加者: 鉾谷寿一


10.国師ヶ岳巡検 6月22日(日)

  参加者: 辻村千尋 若林優子 佐藤安泉 鉾谷寿一

11.中世城郭巡検 7月19日(土)

  案内者: 酒井啓
  参加者: 池田明彦 栗下勝臣 片桐一樹 松永光平

昼食(打ち上げ1次会)の深大寺そばそのほかが良かった。また行きたい。 深大寺城は楽しかった。空堀の構造も面白かった。少なくとも俺は、至福の時だった。深大寺城の『二の曲輪(くるわ)』の広場で運動をした。隣接するテニスコートで球を拾い、キャッチボールやサッカーもどきをやった。カタギリ機長は、長野県立飯田高校野球部出身だけあって、うまかった。ボールに伸びがあった。本当に久しぶりのボール遊びだった。 湧水と谷地形との関係についていろいろ考えた。 スポーツで巡検時間が足りなくなり、石神井城・三宝寺池は今度の機会にした。 井の頭池に行った。初めてだった。アベックのキスシーンを間近で初めて見た。俺だったら、深山幽谷のゴルジュ中の長くて大きい淵のほとりがいい。湧水と谷地形との関係についていろいろ考えた。 第2次打ち上げとして、中野のアイヌ料理店に行った。アイヌの歌が聴けた。アイヌの肩をもちたい俺としては、いろいろ考えさせられた。アイヌの代表楽器『ムックリ』を500円で購入した。アイヌの現代音楽・伝統音楽のコンパクト・ディスクも売っていた。それらは以前に買ったことがある。 東京にあるアフガニスタン料理店やウイグル料理店、モンゴル料理店などにもぜひ行ってみたい。(酒井)

12.北奥千丈岳・国師ヶ岳巡検 7月22日(火)

  参加者: 小泉武栄 辻村千尋 酒井啓 佐藤安泉



13.秋山郷焼畑巡検 7月26日(土)〜27日(日)

  案内者: 市川健夫 白坂蕃ほか
  参加者:(ゼミからは)酒井啓

焼畑観察が目的でした.僕は焼畑ファンです.焼畑を含めた土地利用を『地生態人類学的』に把握するのは,かなり困難そうですが,誰かがやる必要があるという感想をもちました.(酒井)

14.白馬岳巡検 8月 日( )

  案内者: 小泉武栄
  参加者: 

15.十日町盆地・秋山郷巡検 8月3日(日)〜4日(月)

  案内者: 栗下勝臣 若林優子
  参加者: 辻村千尋 李景仙 伊藤敦子 佐藤安泉 松永光平

3日は十日町博物館、秋山郷資料館、津南町歴史民俗資料館に行った。いろんな生活民具や写真を展示して、秋山郷の暮らしぶりがうかがえる。4日は古い生活様式や風俗習慣を紹介した秋山郷総合センター「とねんぼ」民俗資料室と江戸時代中期に建てられた中門づくりの秋山郷保存民家を見た。日本の地方の生活と文化を味わうことができて楽しかった。また中津川および信濃川沿岸の河岸段丘、段丘構成物と地滑り地形を観察し、鳥甲山の柱状節理を観察した。人文、歴史、自然を含めた今回の巡検はとても面白い巡検だった。(李)

16.勝沼巡検 9月25日(木)

  参加者: 伊東敦子 佐藤安泉 鈴木菜奈子

  勝沼扇状地

17.金峰山巡検 10月1日(木)〜10月2日(金)

  参加者: 佐藤安泉 杉原晴佳


18.島根巡検 10月13日(月)

  案内者: 三島正資
  参加者: 辻村千尋 高田大地 鉾谷寿一


19.岩手巡検 11月5日(水)

  参加者: 石田千鶴 佐藤安泉 杉原晴佳 鈴木菜奈子

  1.小岩井農場
  2.龍泉洞(竜泉洞) 日本三大鍾乳洞の一
  3.三陸海岸      リアス式海岸


20.軽井沢巡検 11月13日(木)

  参加者: 佐藤安泉 杉原晴佳 鈴木菜奈子

  1.白糸の滝
  2.浅間山鬼押し出し


21.高尾山巡検 11月26日(水)

  案内者: 小泉武栄
  参加者: 伊東敦子 石川温之 鉾谷寿一 増澤有葉


22.国分寺崖線巡検(主催:NPO山の自然学クラブ) 12月20日(土)

  案内者: 小泉武栄
  参加者:


23.立川断層巡検 12月23日(火)

  案内者: 清水長正
  参加者:


24.生田巡検 2月15日(日)

  案内者: 増渕
  参加者:


25.春巡検 西伊豆 3月1日(月)・2日(火)

  参加者: 小泉武栄 酒井啓 石田千鶴 伊東敦子 佐藤安泉 

        鈴木菜奈子 林聡子 石川温之 紙本清成 鉾谷寿一  

        増澤有葉 サイシャラト 高田大地 李景仙 片桐一樹 西井稜子       

        李英実 穴田親子 菊川忠雄 櫛田勁 城島紀夫 白岩勇喜  

 巡検ポイント(案内者)

 1日目
 ・柿田川湧水群(林)
 ・狩野川中流、熊坂の洪水跡(狩野川記念公園)(伊東)
 ・修善寺(佐藤)
 ・大瀬崎(鉾谷)
 

 2日目
 ・堂ヶ島(石田)
 ・黄金崎(紙本),達磨山の地質(片桐)
 ・御浜崎(石川)
 ・北山の棚田(鈴木)
 (・久連神社(西井))
 (・淡島(増澤))

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26.玉川上水巡検(主催:学芸地理学会) 3月14日(日)

  案内者:辻村千尋・伊東敦子
  参加者:


27.「西へ」巡検 3月29日(月)〜4月2日(金)

  参加者:佐藤安泉 杉原晴佳 鈴木菜奈子 林聡子(部分参加)

  29日.<山口県>
    周南市・玖珂郡玖珂町(いろり山賊)・柳井市
  30日.<山口県・広島県>
    岩国市(錦帯橋)・佐伯郡宮島町(厳島神社)・広島市(デルタ・比治山・平和記念公園)
  31日.<広島県・岡山県・兵庫県>
    尾道市・因島市(しまなみ街道・野犬)・倉敷市(美観地区)・神戸市(阪神淡路大震災復興状況)
  01日.<兵庫県・京都府>
    神戸市(南京町)・京都市(円山公園・清水寺夜の特別拝観)   

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