遠心器が無い場合

パイプユニッシュを加え15〜20分静置後,試験管の上の方まで蒸留水をさらに加えパイプユニッシュを希釈します(この時,ピペットの水流で軽くかき混ぜることにより,希釈が効率的におこなわれます)。

その後,30〜1時間ほど静置し,ピペットで上澄みを取り除きます。さらに蒸留水を加え,静置し,時間がたったら上澄みを取り除きます。

以上の操作を,合計7回くらい繰り返してください。3回目の希釈からは,半日おきに蒸留水の交換をおこなっても大丈夫です。ただ,1,2回目の希釈では,まだ薬剤濃度が高いため,殻が溶解するおそれがありますので,長時間の静置は禁物です。


 次に進む