● 文化交流による平和構築への可能性を考える【PDF】 |
● The Sower(Tanemakuhito): Its Reception and Influence in Korea |
● Resolving Issues of War and Japan’s Future Role(for the ISUD Congress 2007) |
《2012年の市民交流の記憶》
第4回日韓交流祭りが2012年9月29日から東京都内の新宿などで行われました。百済シンポで多大な協力を下さった電通の成田豊会長が昨年亡くなられ、 佐々木幹夫委員長による韓国と日本のさらなる飛躍と歩み寄りを誓う大会宣言も行われました。昨年に引き続き、素敵な伝統服姿の申?秀・駐日大使夫妻による歓迎挨拶とともに、隣国として未来を共に歩むための友好やパートナーシップのため、互いが歩み寄って交流を重ねていくことの必要性を確認した大事な時間となりました。どんなに歴史の試練があろうとも二千年もの古からの友情で紡いで来た両国の歴史。我々の絆は未来志向とともに、如何なる試練も乗り越えられる知恵を共有できる隣人であらねばなりません。その「宿命」を確かめつつ、多くの友人・知人らと国際化のあり方を考えた初秋の一時でした。
(東レの日覺社長夫妻と東横インの青山代表夫妻とはrice wineマッコリを味わう楽しい時間も)
〔韓国学研究所 学術大会・外部専門家による講座のご案内〕
2011〜12年度の外部専門家によるご講演・ご講義について
*本学では外部専門家のご協力による講義も積極的に行いました。ご協力下さった日本国内外の専門家の皆様に厚くお礼申し上げます(ここを押すとその方々の講義について見ることが出来ます)。
*8月20日、韓国の嘉泉(Gachon)大学・亜細亜文化研究所と東京学芸大学・韓国学研究所の学術交流協定締結記念大会は「韓日関係と文化交流」というタイトルの中、実に豊富な研究者たちの深い内容で、大変有意義なシンポジウムになりました。嘉泉大学側の厚いご配慮や、本学の先生方のご協力に多謝です。昼食は北門の光月庵で。夜はコメンテーターとしてご参加下さった金石範作家の87歳のお誕生日会も兼ねた意義ある時間になりました。
〔他の文化行事開催のご報告〕
*本学のテコンド部を引率し、2011年10月3日から初の韓国研修を行ってきました。
2011年10月3日は光州の国立全南大学(本学との姉妹校)のテコンド部や政治外交学部(金再起教授)のゼミ生らとの交流を行い、多くの歴史の史跡や光州の歴史を知ることが出来ました。もちろん、美味しい食事にも全員万々歳。
10月5日の午後は韓国最高のテコンド記録保有者としてギネスブックにも掲載されている国立韓国体育大学の丁局鉉(ジョン・クッキョン)教授からの直接指導を受けたり、同大学のテコンド部の学生らとの交流を行いました。さらに、『Seoul Moonhwa Today』の李Eunyoung代表からのWelcome Partyもあり、とても有意義な韓国研修となりました。今回の本学テコンド部の研修のためには実に多くの研究者や友人らのご協力を頂きました。
〜ご支援・ご協力を下さった関係者の皆様に厚くお礼を申し上げます。カムサハムニダ!!〜
(関連記事)
『Seoul Moonhwa Today』2011年10月15日
第3回 百済文化 国際シンポジウム at Tokyo Gakugei University
The 3rd International Symposium of Baekje Culture at Tokyo Gakugei University
2010年7月2日(金)に本学の芸術館・学芸の森で第3回百済文化国際シンポジウムが開催された。平日でありながら多くの方々が参加し、午前と午後の部に分けて行われた大規模の行事であったが、大変充実な国際交流の歴史と今後の日韓の信頼関係を確認する場となった。また、参加者同士の交流も盛んに見られ、本学は過去と未来を繋ぐ時代の架け橋でもあることを再認識した行事となった。文化の多様性と国際化社会を認識し、明日を担う教員養成への取り組みを積極的に行っている東京学芸大学らしい実践的国際交流の場となった。多彩な祝辞や講演、発表、そして韓国と日本の未来を約束するような国際アンサンブルの両国の伝統楽器による素晴らしいハーモニーに会場はいつの間にか一つになってフィナーレーを惜しんでいた。
学外からは韓国大使館の洪書記官や黄専門調査員、日本政府観光局(JNTO)の小堀守部長、仏教学者の植木雅俊氏、「鳳仙花」の呉文子氏、「図書新聞」の立原企画部長をはじめとする多くのご協力者、そして、本学の総務課の皆様をはじめ、協力して下さった多くの教職員と学生・OGの皆様のご協力がなければ第3回東京学芸大学大会を開催することは難しかった。心より実行委員会は感謝を申し上げておきたい。
(午前中の関係者の集合写真と開会挨拶の会場写真)
(韓国MBC-TVの取材を受ける中西進館長と満員の会場で王仁博士について発表する光州MBC放送局の白PD)
(午後の部で発表する本学の及川先生と木村先生、Lotte資産開発の金昌権CEO)
(東大名誉教授の宮地正人先生のご講演と本学の国際アンサンブルを取材中のMBC-TV)
(中西進館長と挨拶する実行委員の二宮教授、忠南道庁の洪氏、共催の奈良教育大学の長友学長)
(そして蔭で苦労した皆さんとの打ち上げ会が7月13日、国分寺で行われました。皆様、お疲れ様でした。参加できなかった諸君にも多謝のみです。)
なお、当日はプログラムになかったものの、中西進氏の弟子として韓国の短歌詩人であった孫戸妍の長女も飛び入り参加し、母親の詩集紹介と短歌朗読が行われた。ご理解下さった皆様に多謝。
【関連記事】(一部はWebで掲載中)
「毎日新聞」2010年7月1日(木)、3日(土)付け。
「図書新聞」2010年7月3日(土)付け。
「読売新聞」2010年7月6日(火)付け。
「統一日報」2010年7月7日(水)付け。
「共同通信」行事前後記事掲載。
「世界韓人新聞」2010年6月11日、7月12日付け。
「韓国Seoul Culture Today」2010年6月10日、7月14日付け。
その他、関係機関のネット・サイトでの広報
【今回の行事の主催・Program】
日韓の年間往来者数500万人という大交流時代を迎え、我々は急変する国際社会における隣人としての絆を紡いでいます。その交流の足跡をたどれば、今から1600年以前の倭の国と百済との文化的交流に繋がります。
2010年、韓国では、百済文化を記念する世界大百済典や王仁博士祭など、百済関連の各種行事や様々な百済文化祭が開催される予定であり、また、日本では、奈良県において平城京遷都1300年祭が開催されるのをはじめ、各地で関連する行事が予定されています。古よりの相互の交流の歴史を確認し、新たな未来志向への交流の時代が始まっています。
清新な白鳳・飛鳥という古代文化を咲かせ、発展させてきた日本にとって、異文化との出会いと多文化交流への可能性を拓いた百済文化を再確認することは、今後の日韓の未来作りを共に考える重要な機会になると考えています。本シンポジウムが、日韓両国の今後ますますの発展と友好親善のための一助となれば幸いです。多くの皆様の御参加を心からお待ちしています。
【プログラム】
◎午前の部(10:00〜12:00) 司会:李 修京
1.開会の辞 東京学芸大学百済文化国際シンポジウム実行委員会 委員長
(前東京学芸大学長・奈良教育大学理事) 鷲山 恭彦
2.歓迎挨拶 東京学芸大学長 村松 泰子
3.来賓挨拶 衆議院議員 池坊 保子 駐日大韓民国大使館公使参事官 趙 世映
観光庁国際交流推進課長 瓦林 康人
電通Group 最高顧問・
日韓交流お祭り2010in Tokyo実行委員会委員長 成田 豊
毎日新聞社代表取締役社長 朝比奈 豊
4.講 演 「古代から未来を紡ぐ」 奈良県立万葉文化館館長 中西 進
◎昼 食(12:00〜13:00)
◎午後の部(13:00〜16:30) 司会:李 修京
1.報 告 @「日本古代史における百済の位置」 木村 茂光(東京学芸大学教授)
A「王仁博士と百済文化取材を通して」 白 在薫(韓国 MBC−TV光州局PD) B「扶余に百済歴史文化パーク調整を終えて」 金昌権(株)Lotte資産開発 CEO) C「世界大百済典と国際交流」 洪 萬杓(忠清南道庁 東アジアチーム長) D「日韓歴史共通教材作りの経験から」 及川 英二郎(東京学芸大学准教授)
2.講 演 「古代から近現代、そして未来へ」
宮地 正人(東京大学名誉教授、前国立歴史民俗博物館館長)
3.音楽公演 「音楽で結ぶ日韓交流」〜日韓の名曲を訪ねて〜
東京学芸大学教授 筒石賢昭(尺八)、箏演奏家 山口明子
東京学芸大学国際アンサンブル
4.閉会の辞 奈良教育大学長 長友 恒人
主催:東京学芸大学 「百済文化国際シンポジウム実行委員会」、奈良教育大学
後援:日本観光庁、駐日大韓民国大使館文化院、日本政府観光局、共同通信社、毎日新聞社、読売新聞社
協賛:加茂group花鳥園、(株)Lotte資産開発
*日本語の案内記事は「共同通信」や「読売新聞」「図書新聞」(2972号)などで、韓国語の案内は以下の新聞でご確認できます。
『Seoul Culture Today』2010年6月10日ネット版。
*ソウルと東京六本木で同時開催された‘日韓文化お祭り2009 in Tokyo’に参加し、多くの方々と交流を深めて来ました。幽玄の秋夜、最後は‘ SG Wannabe’の3曲でしめ。レセプションでは各国の大使や将軍たちも大勢参加。忙中閑を存分に楽しみました。早速戻って、徹夜で送った其の日の様子が韓国紙の全面に載りました(『Seoul Moonhwa(文化)Today』2009年9月21日)。
*【第2回百済文化国際Symposium−大和・飛鳥・奈良時代から未来へ】の内容は次の韓国紙をご参考に。(『Seoul Moonhwa(文化) Today』2009年8月26日18頁)。
【2009年 第2回百済文化国際Symposium−大和・飛鳥・奈良時代から未来へ】
この奈良教育大学での百済文化国際sympoは本当に楽しく企画させて頂きました。院生とともに充実でした。
(前略)
私ども東京学芸大学と奈良教育大学、そして公州大学校は、明日の担い手となる青少年たちに善隣友好的な交流と協働(パートナーシップ)を育む役割を担う教育者を養成する使命をもった存在として、百済から飛鳥そして奈良の時代を顧みつつ、教育者のみならず社会に対して「歴史を越えた未来への友情関係」への提言を行おうと考え、6月12日に、奈良教育大学を会場として「第2回百済国際シンポジウム−大和飛鳥奈良時代から未来へ」を開催しました。6世紀から本格的に大和・飛鳥・奈良時代と交流を続けた「百済から奈良への交流の歴史」は、それぞれの国の伝統文化・文化財の相互理解を基礎として、私たちが今後、守っていく東アジアという家、さらには世界という人類共通の大きな家をいかに維持し、共生・持続させるかを考える国際理解、多文化社会の教育に対して、大きな示唆を与える試金石になる一歩となりました。沢山のご参加、ありがとうございました。また、遠方から来られた多くの方々、そして奈良教育大学の皆々様、影の立役者たちに厚くお礼申しあげます。
東京学芸大学 学長 鷲山恭彦
東京学芸大学 副学長 馬淵貞利
韓国公州大学校 総長 金 在R
奈良教育大学 学長 柳沢保徳
日 時: 2009(平成21)年6月12日(金)〜13日(土) 会 場: 奈良教育大学
第1日目 6月12日(金) 13:30〜14:00 受付 14:00〜15:00
第1部「奈良・公州・扶余の歴史遺産を考える」(司会 奈良教育大学 加藤 久雄教授)
開会の辞 奈良教育大学 柳澤 保徳学長
ご挨拶 奈良県 荒井 正吾知事
駐大阪大韓民国総領事館 呉 榮煥(オ・ヨンファン)総領事
韓国公州大学校 金 在R(キム・ジェヒョン)総長
忠清南道 李 完九(イ・ワング)知事
電通グループ 成田 豊会長
第2部「奈良・公州・扶余の歴史から日韓文化交流の未来へ」 (司会 東京学芸大学 李修京准教授)
基調報告 1「百済・奈良交流史概観−日韓における四神と風水思想の伝播」
県立橿原考古学研究所 菅谷 文則所長
「日韓青少年交流35年の生きた歴史を語る」 学校法人智辯学園 藤田 清司副理事長
「百済歴史再現団地の概要と思い」 (株)Lotte資産開発 金 昌権 CEO
「法隆寺・大和の百済の名残から現代の韓流文化へ」 東京学芸大学 李 修京 准教授
「古代飛鳥・藤原の文化遺産保存・活用」 東京学芸大学 木下 正史名誉教授
第2日目 6月13日(土) 9:00〜12:00
第3部「研究報告」(司会 奈良教育大学 山岸 公基准教授・金原 正明准教授)
「平城京、日本における京跡の研究と保存復元」 奈良教育大学 金原 正明准教授
「公州地域における百済遺跡の文化遺産的価値」 公州大学校 李 南?(イ・ナムソク)教授 (公州市百済文化祭 執行委員長)
「扶余地域の新出土資料に関する考察 −古都復元と関連して−」
公州大学校 鄭 載潤(ジョン・ジェユン)百済文化研究院長
「日本にある韓国文化財状況」 東京学芸大学 大学院修士課程総合教育開発専攻 孫 考珍
「国中公麻呂と創建期の東大寺大仏・大仏殿及び、新薬師寺」
奈良教育大学 大山 明彦准教授 山岸 公基准教授
「装飾意匠にみる飛鳥と百済」奈良教育大学 大学院修士課程 美術教育専修 伊藤 実保
「文化財保存問題と日韓協力」 東京学芸大学 二宮 修治教授
12:00〜12:15 (司会:奈良教育大学 加藤 久雄教授)
総評 東京学芸大学 加茂 元照客員教授(花鳥園group社長)
12:15〜12:30閉会挨拶 東京学芸大学 鷲山 恭彦学長主 催:東京学芸大学、奈良教育大学、公州大学校(韓国)
協 賛:(株)Lotte資産開発(韓国)、加茂グループ花鳥園
後 援:毎日新聞社、奈良新聞社、平城遷都1300年記念事業協会、国際交流支援協会
《学会・Forumなどのご報告》
−尹東柱, 再び学び舎へ!!−
日時:少し心身の余裕が出た時、彼や同じ境遇に晒されて命を落とした人々を偲び、記憶する日を設けたいと思います。その時は皆様のご協力をお願いします。(conceptは Peace and Healing)
場所:東京学芸大学(JR中央線武蔵小金井駅、国分寺駅)
主催:東京学芸大学 李 研究室
参加:無料
(右は09年5月に訪問した中国の尹東柱の生家)
周知の通り、「序詞」で韓国はもちろん、日本や中国東北でも知られている尹東柱(ユンドンジュ, 1917.12.30〜1945.2.16)はその従兄弟の宋夢奎とともにその留学の夢を果たすこともできず、福岡の刑務所で謎の死を遂げた詩人です。
(参考:李修京「若くして死したる多喜二と尹東柱」『いま中国によみがえる小林多喜二の文学』東銀座出版、2006、189〜204頁。YI Sookyung,Young Literati in the Resistance against militarism and the struggle for Peace in Japan---A Study : Mainly YOON Dongjoo, KOBAYASHI Takiji, TSURU Akira, and MAKIMURA Ko、 亜細亜文化研究17,pp.121 -162, Bulletion of Kyongwon University)
【第2回 尹東柱文化祭】−尹東柱, 再び学び舎へ!!−
詳細:2010年2月20日(土)に東京学芸大学のC棟102〜103号室で第2回尹東柱記念文化祭(追悼・希求・文化交流を含む)が行われ、参加者からとても心温まる集いだったので来年もぜひ参加したいという連絡を多く頂きました。主なプログラムは以下の通りです。
・開催校側のあいさつ(鷲山 恭彦, 東京学芸大学 学長, 教育的立場から留学生も、恵まれた環境で勉強するみんなもしっかりと学問を行い、国境を越えた平和的未来の架け橋になるようにと力説)
・韓国側からの友情挨拶(洪 志?, 駐日韓国大使館 書記官,一ツ橋大学で学位を取られた留学生の経験もよかったです。)
・韓国ソウル鐘路区庁より文化広報 李課長(ソウルの中心・鐘路区側から尹東柱の平和への思いと役割を述べる)
・韓国側からの参加代表者挨拶(朴 韓国尹東柱記念事業会代表、地道に互いが信頼し合う交流を続けて行くことこそ平和への道だと力説)
一部 〈関係者祝辞・メッセージ, 紹介担当: 李修京〉
・安斎 育郎(立命館大学特命教授 ・ 平和ミュージアム名誉館長:巻き手紙に寄せた書画とメッセージ)
(入院直前にも関わらず、描いて下さったこのメッセージには‘新しい道’が)
・李 海仁(韓国の詩人・聖ベネディクト修道院修女:美しい追悼詩とメッセージと平和への祈りのカード)
・金宇鐘(文学評論家、韓国文学評論家協会 名誉会長:戦争のない、花畑を地球上にと、直接描かれた絵と追悼メッセージを)
・大村 益夫(早稲田大学名誉教授, 尹東柱研究・尹の墓石を発見:行事の意味と今後の期待のメッセージ)
・日本 図書新聞(武力のない平和社会こそ我々が歩むべき未来で、そのためにジャーナリズムをしっかり伝えて行きたいと力説)
・楊原泰子(立教大尹東柱祭の実行委員)や京都宇治 尹東柱詩碑建立委員会 事務局長
・金 虎雄(中国 延辺大学教授・韓国研究センター所長 :尹東柱の故郷からの研究者として、後輩として感無量であるとともに、今後も協力し合って尹東柱の意思である平和社会を作って行こうというメッセージ)
(癌闘病中でありながら私の駄々を愛で受けて下さった李海仁詩人に深く感謝します。また、大村先生や金宇鐘先生、様々な資料まで送って下さった紺谷様、金虎雄先生、図書新聞様、そして、参加し、尹東柱のピュアーさを語って下さった楊原様、エールのメッセージを下さった立教の阪堂さんや柳神父に多謝のみです。)
二部 <詩 朗読>(この色は2015年6月現在)
(韓国語・日本語、ピアノ:呉永鎬−なお、呉君は2015年に一ツ橋大学院博士後期で教育学論文で博士号を取りました)
(愛しい思い出、1942.5.13)
・李 誠司(尹東柱記念事業会 日本代表)
・井竿 富雄(山口県立大学・政治学専門)
(新しい道、1938.5.10)
・亀田 博(100年ネット東京事務局)
・後藤 (東京学芸大学大学院修士修了後、今は東大博士課程在学しつつ、韓国ソウルで留学中 )
(ツルゲーネフの丘、1939.9)
・鄭鶴(東京学芸大学大学院修了)
・中條 克俊(中学校教員)
(道、1941.9.31)
・Brendan Le ROUX(フランス、連合大学院博士課程修了後、大学教員として働いてます)
・全 昇喜 (東京学芸大学大学院修了後、帰国)
(帰ってきて見る夜、1941.6)
・金太月(留学生、東京学芸大学大学院研究生、今は一ツ橋大学院で頑張っています)
・日下部(東京学芸大学大学院;早稲田大学院博士後期過程で学位請求論文に頑張っています。)
(序詩、1941.11.20)
・高橋 隆一郎(東京学芸大学図書館 相互利用係長)
(星をかぞえる夜) 1941.11.5
・徐 章源(東京学芸大学大学院)
・熊田洋子(東京学芸大学大学院修了)
三部 〜平和よ、永遠に(未来のために)〜
舞踊:白須尋子研究室(2014年に東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系教授職退職)
音楽:アメリカ Snowing Map、東京学芸大学 サックス有志
合唱:故郷の春(韓国朝鮮)・故郷(日本) 〈指導:権点淑 本学教員&後藤氏〉
・ 閉会の辞(事務局・日本尹東柱記念事業会 代表)
*ご協力頂いた皆様、ゼミ生のみんな、本当にありがとうございました。この行事は皆様が主人公でもあります。来年はもっと緑を取り入れたヒーリングタイムのコンセプトでお会いしましょう!!
Special Thanks!!!
:神戸の梁英子(ヤンヨンジャ)様、とても素敵な書画を寄贈して下さり、厚くお礼申し上げます。これから毎年、その美しく、暖かい心が伝わる書画を展示させていただきますね。カムサハムニダ!!!
当日は「数多くの参集者が詰めかけ、各方面で活躍する多彩な人々が詩人への思いを語り、詩を口ずさんだ」(『図書新聞』2010年3月6日付、3頁引用)素敵な集いとなりました。直接・間接にご参加・ご協力頂いた皆様に厚くお礼申し上げます。
詳細は次をクリック
当日の様子(News 報道順)
【韓国語】
『Seoul Moonhwa(Culture) Today』2010年2月23日。
『韓国日報』アメリカ版、2010年2月25日新聞
【日本語】
『週刊 新社会』2010年2月16日(火)、5面。
『読売新聞』2010年2月25日(木)、33面(武蔵版)。
『図書新聞』2010年3月6日、3面。
で紹介しております。詩人の佐川亜紀さん、サイトでのご紹介、多謝です。
今後も教育実践の一環として、日本人学生はもちろん、留学生や一般人との触れあいの場を設けて行こうと思います。「出会う事」こそ多言語多文化社会の地球市民に必要な異文化理解につながり、共生する術になると思います。皆様からのご意見・ご参加をお待ちします。(20100226)
【講演開催報告】
・鈴木隆泰教授 講演:「日本教」
5月29日、新緑美しい学芸のcampusで以下の通り、素敵な講演を行いました。
素晴らしい音楽才能とずば抜けた言語能力の持ち主であり、仏教学者で、日本文化にも造詣の深い鈴木教授の、力のある「日本教」は高い評判となりました。感謝します!!
日時:2009年5月29日(金) PM:2時30分〜4時
場所:N棟 303教室
・植木雅俊氏講演:東京学芸大学創立60年=創基136年記念事業 の一環として行われた植木雅俊氏の「仏教の社会的役割
:人間信頼に基づいた法華経の平等と寛容の思想」講演は、極めて有意義かつ濃い内容で高い評価を受けて無事、終了。植木様ご夫妻には多謝を申し上げます。日時:2009年4月24日(金) PM:2時30分〜4時
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2008年の記憶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(08.10〜09.01、百済フォーラムや歴史再現地見学、北九州国際シンポ。金貞愛先生や波潟・田村諸先生方にも感謝!!北京外大の呉先生、香港大で再会を!!年末は長崎シーボルト・楠本イネの研究調査。韓流文化論も担当する拙者は、あの韓流スター経営のTea Loftで独特なデザートも堪能。ご提供の友に感謝!! )
*Report of the Oxford University Keble College Conference & Cambridge University Trinity memory
08年 9月に行われた多喜二国際シンポin keble collegy, Oxford Universityでの発表に出席し、韓国や日本、中国、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ポーランド、ノルウェイなど、世界中からの研究者たちとの有意義な時間を過ごしてきました。Oxford、Cambridge、Brown, North Carolina、中国の首都師範大や北京外大、そして日本各地の大学で参加なさった友人らとは東アジア文化の特徴について日韓事情も踏まえながら深い話となりました。また、Victoria Univ.からの東アジア歴史に詳しいオブザーバーとの討論も有意義な時間となりました。この国際大会のコーディネーターとしてご尽力なさった佐藤三郎氏、本当にご苦労様!! どうか倒れないようにしてくださいね。
さて、Keble collegeでの大会後、私は別の会合でCambridge Univ. に移動。3時間半のバスは辛かったけど、Cambridge Stayは極めて優雅に過ごせました。Great GateやKing's collegeの前のレストランは美味しかった。味噌スープも(笑)。二日間も多忙の身にも関わらずCambridge 大学のFellow Gardenや所々の素敵な場所を案内して下さったマーク教授の友情に感謝です。贅沢な自然と研究環境を堪能しつつ、改めて研究専念期間を取ってあの広々としたグリーンで、自由に自然と学問を満喫したいと強く思いました。今や中央図書館や歴史学研究科の図書館でそのまましばらく潜って資料に浸り、時々出てくるリスやきれいな花々に幸せを味わえる時間を形にしたいと思っている最中。
個人的にはKeble CollegeとTrinity Collegeでの大食堂のDean Seatを両方体験。Trinity collegeの広くて格式高いGuest roomとFormer Dinnerに招待し、世界の研究事情を長い時間ご教示下さった友人に感謝します。我が人生にとって素敵な研究生活への転換期となる思い出深い旅となりました。あと、ヒースロー空港に遅れてきたせいか、帰りはなぜかbusiness seat。British Airwayのお陰で楽しく11時間を翻訳仕事をしながら空の旅を楽しみました。心は早くもCambridge 図書館やPublic Record Office、London大の図書館、ParisのClerte関連資料館などなど、散在する研究資料収集の準備で急いでいます。
All my friends, I hope to see you again and talk about our research project. Thanks a lot!! (081005)
(ほんの一部をご紹介)
*大学院field work 報告!! 李ゼミ生の条件は院生在籍中に必ず研究論文をいくつか発表すること!!
【その他】
(09年3月7日、明治大学で行った金東椿氏の『朝鮮戦争の社会史』刊行記念シンポ。彼の著書の書評が載った『図書新聞』の同じ6頁には私が書いた別の書評も載っていたのも偶然。久しぶりの再会や、当日は会場で思わぬ知人・友人たちに沢山出あったため、学生時代に戻ったような心温まる時間となりました。連絡下さった金東椿先生と旧知のANUのGavan教授、金石範先生に感謝!!)
*まだまだ論文や著書執筆など、かなりの仕事を抱えていますが、これらの研究から得た内容を皆さんと共有しながら磨いていきたいものです。
*中西伊之助没50周年記念講演会で京都宇治へ
中西伊之助没50周年記念プレートが京都宇治の五箇荘に。あの暑い夏の万福寺を歩きながら青春を語っていた来日当初の追憶に浸った青春の旅になりました。ああ〜、歳月はこんなに流れたのですね。懐かしい。
上右は08年8月31日、京都の宇治産業会館での記念講演会後の運営委員会らの皆さんと。院生時代の旧友や旧知など、多くの知人らに会えて元気を沢山もらいました。関西パワーはすごい。研究会の皆さん、お疲れ様でした。勝村代表、歌を披露してくださった大和田さん、各地を案内して下さった水谷議員、藤沢から駆けつけて下さった沼上夫妻、上手に持ち上げて下さった大阪の秦さん、ご配慮に感謝です。中西伊之助が蒔いた韓国と日本との交流は今後、ますます広がりそう。(080904)
【2008年の夏】
象山地下壕・・・7,000人の人が1月の寒さの中で骨を削って岩盤を砕いて作ろうした山の下の世界・・
さて、この無駄(昭和天皇の戦後の言葉)で、なおかつ惨めな地下世界がなぜ必要だったのか。戦争の凄惨さ、不戦の意味を考えるために、この地下壕で多くの先人の霊魂に会ってきました。絶対不戦じゃなければ。
*久しぶりに新大久保の高麗博物館に行って来ました。布施辰治展があることは知っていましたが、そこで近代史研究者の樋口雄一氏にお会いし、より有意義な時間となりました。布施辰治は昨年出版した『韓国と日本の交流の記憶』(白帝社)にも所収されているわけですが、朝鮮大学校所蔵の貴重な資料なども多く、在日と布施との関係も見やすく展示されており、樋口先生の親切な説明まで頂き、とても充実な見学となりました。感謝を申し上げます。近代史の関係者は時間を割いて行かれることをお勧めします。関連図書も多く展示していたので良い情報を得ることもできるはずです。(070818)
(2007年現在、左が樋口雄一副館長、右が博物館の田崎敏孝理事。当時は布施辰治の展示中でした。)
*広島市の平和宣言。8月6日・9日が示唆する戦争と権力と愛国と歴史、そして未来。地球規模で平和的共存とは如何に歩み寄り、共に築いていくかを真摯に考えさせる歴史的転換期に我々はおかれているといえます。戦争と貧困と差別をなくすこと。そして、共に生きる地球村の存続への模索。この地球的試練を知恵を結集し、全地球市民の連帯で乗り越えることに明日の平和社会があるのです。自分の平和的生活を守るために二度と侵略戦争があってはならないことを切願しつつ。(070806)