本研究室ではKorea半島と関連のある様々な研究を行っております。歴史・社会・言語・文学史や思想・政治・文化（韓流・スポーツ・若者・軍隊文化などを含む）全般・映画・儒教の影響を含む民俗、そして700万人を超える在外コリアンについて研究をしております。特に近代以後、日本を繋ぐ架け橋だけではなく、早くから日本の多文化社会化への制度的環境を促してきた‘在日Korean’の歴史や歩みを考察し、今後の在日の役割やあり方についても多角的に考察していきます。上記を含む学術交流の場などを通して、２１世紀の多文化社会に生きる構成員として、「共に生きること」（人権を含む）について知恵を出し合い、そこから得た知見を社会に発信するように努めております。

　また、「女性・マイノリティの社会進出」への現状分析や情報提供、「青少年・市民交流」による東アジア地域の活性化を促し、究極的には国境を跨る元気な「グローバルワーカー」「個々として責任ある行動で時代を生きるコスモポリタン育成」を模索して行きます。なお、本研究室でも増えている中国東北出身の中国人朝鮮族についても積極的に研究を行って行きます。

　

〈オモニの愛で韓国と日本を繋いだ‘尹鶴子’こと田内千鶴子氏が生涯を捧げた木浦共生園〉

偏狭的な政治・思想の主張による他者排除の排他的構図よりは、社会の健全な発展と明日の平和構築への基盤作りを合理的に行うこと。そのため、教育者が教え子らに他者排他や好戦的発想を促すような不幸が決してあってはならないこと。世界に平和・人権意識を誇れる人。命を尊重し、相手の文化を尊重するグローバル人材を育成するために必要な情報や知識を提供し、それによる元気な社会作りに知恵を見出すこと。その結果、一国家や一民族優越主義（ｴｽﾉｾﾝﾄﾘｽﾞﾑ）に浸った狭い意識を越えて、豊かな多文化と自文化を享受しながら絶対対話へのプロセスを築いて行くこと。それが教員養成大学の多文化共生を教える教師たちの心構えだと思います。

本研究室ではこれらの心構えを念頭に入れつつ、地道に自分らのペースに見合った活動をやっていきます。

研究室の活動

これらの活動を通して（蟻のような動きであっても）、拡大する多文化共生社会化という現状を受け止めて少しでも社会貢献が出来る人材育成、社会に役に立つ研究をやって行こうと思います。時間や活動には限りがありますが、有意義な研究・教育活動のために楽しく頑張らせて頂きたいと思っております。皆様からのご提案や前向きなご意見などもお待ちしております。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                   Korea Research Laboratory Director

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　                       Professor, Dr. YI SOOKYUNG

　　

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KOREA Research Laboratory
Tokyo Gakugei University, Nukui Kitamachi, Koganei  City,

184-8501, Tokyo, Japan

Tel. & Fax:　+81-42-329-7266

E-mail: koreanSRI@gmail.com　(全部小文字）

http://www.u-gakugei.ac.jp/~skdragon/

研究内容：国立国会図書館で主な仕事内容の検索が可能

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〔Korea Research Laboratory　公開講演会予定〕

講師：　権　五定

（BOA：アジアセミナーハウス理事長、龍谷大学名誉教授。本学個人研究員、教育学博士）

テーマー：「子どもと戦争と人権」「多文化共生教育とは何か」「マイノリティ教育」

主な著書：共著『「多文化共生」を問い直す』（日本経済評論社、2014年）など。

日　　　　付：2018年6月22日（1〜２限）〜７月23日（多文化共生教育とキャリア形成・人権・多文化共生論概説・大学院講義など）　

場　　　　所：本学S棟（金）、C棟401大教室（月）、C棟202（金）、大学院講義は多文化演習室

 

＊2012年〜2017年に続いて行われた「Korea文化と日本との交流」「在日と日本社会」との過去と現在、そして今後の共生のあり方に対する権五定・中條克俊・清水竹人・鄭晋錫・権周�k・ 宋承姫先生らや、尹徹秀・金竜介・殷勇基弁護士たち、本学の梅田岳志君（ラップチーム）の講演は大変好評を頂きました。様々な文化的交流の動きや、法的知見から考える人権問題についての講演会には本学の受講生や、関連の研究を行う院生たちも参加し、毎回250人を超える熱い講演会になりました。新たな知識も沢山教えて頂きました。ありがとうございました。

〔Korea Research Laboratory　手前講義〕

・2018年度学内講義は⇒　学内教員の授業を活用したPDプログラム（内容が見えない場合、本学のHP参照）

・2016年春学期は東京学芸大学附属高校（世田谷）で以下の日程で韓国文化・言語についての手前講義を行いました。　　1回目は4月23日　8:45〜12:15分（90分２コマ）　、　2回目は6月18日　8:45〜12:15分（90分２コマ）

・2015年11月5日に神奈川県立多摩高等学校で国際人権の授業を行いました。

（第46回秋田小林多喜二祭での記念講演。主催側の工藤有己氏撮影）

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（このHPにある全ての写真の無断使用は固く禁じます!!）

《多文化共生教育ゼミへようこそ》　

なお、ゼミ担当教員の李修京の研究業績は大学の公式サイトで。

Seminarは基本的には研究室と演習室。

大学院生は研究タイトルに基づいた論文の枠組みと年内の研究会・学会のプレゼン準備で参加を。

全国学会や国際学会・研究会での積極的な発表の機会も!!!絶対、一次資料探しが肝心。言葉より行動!!!

　　

　

　

【Seminar　時間】

：2018年後期のゼミは金曜日の6〜7限活用（16:00〜17:30は多文化共生概論の授業、その後、院生の連続授業も兼ねる）

場所：　演習室（別途、ゼミ連絡網で）

＊学部生へのお知らせ：

中間発表の論文構成に理論展開を。Field調査･アンケートは早めに統計を分析しましょう。

＊大学院生へのお知らせ

：金曜日の６〜７限は演習室。全員（留学予定生も）学会や研究会での公表論文の執筆!!）

緊急連絡：ゼミ専用の連絡網使用（普段はゼミサイトを確認してください。）　　

2015年12月18日（金）は授業より忘年会モード!!全員が遊びたがる・・・泣!!（OG・OBも合流。ありがとう!!）

*2015年5月19日は韓国の‘恩師（先生）の日’。我がゼミでもサプライズが続き、びっくりの連続。みんな、ありがとう。あのうまい合唱にはのどが詰まるほど、感動がこみ上げて来ました。国籍や地域を越えて出あったこのキャンパスで、師弟関係が深まる一日でもありました。徹夜続きの授業準備で余裕を失いつつあったけど、本当に教師になってよかったと思う日でした。私を教壇に導かせて下さった我が人生の全ての先生たちにも深く感謝!!!

*大学院ゼミ旅行（奄美大島・加計呂麻島の現地調査も兼ねて。好天に恵まれ、多様な調査・見学が出来ました。天恵のパラダイスを味わった旅でした。院生のご両親には大変お世話になりました!!!）

     

　

充実な日程の概略（かなりエネルギーが必要。好天の運も。人々に恵まれることも。2015年3月の吉日）

(奄美大島⇒あやまる岬⇒笠利カトリック教会⇒大島紬村⇒重要文化財・西郷隆盛婦人宅（龍家）⇒仏像墓⇒龍の眼⇒マングローブ⇒古仁屋港から生間・かけろま⇒呑之浦　海軍特攻隊（人間魚雷）「振洋」島尾隊基地と、島尾敏雄文学碑⇒安脚場（アンキャバ）　東郷平八郎訪問石碑⇒ショドンのリリの家（寅さん）とデイゴ並木を満喫⇒パラダイス・徳浜⇒瀬戸内町立諸鈍小・中学校⇒サトウキビ収穫を見ながら生間港⇒古仁屋港⇒伝統の名瀬小学校（奄美復帰運動の証などを見学）⇒ヒメマリDuetの奄美民謡（なみこ先生のご配慮に多謝!!!）⇒奄美市立図書館で資料調査・島尾敏雄館見学⇒ナンバーツーを経てVanillaAirで常夏を後に。充電したエネルギーで今年も頑張りましょう!!!みんな、お疲れ様!!!　奄美での手配にご尽力頂いた城家に多謝のみです!!!　最高の癒しの環境でした。疲れで倒れる前にはまたお伺いします。中毒間違いなしの奄美でした。）

 

*ドイツのトリア大学の大学院をトップ成績で修了した（2013年度ゼミ所属）サドフスキさんの論文（日本における韓流文化と在日関係）が高い評価を受け、紹介されました。足で稼いだ資料・情報と丁寧かつきれいな、完璧な日本語を駆使した彼の研究姿勢は見習うべきところがあります。院生諸君、オリジナリティを大事にすること、そして資料や情報においては原典確認が要。データー作成は地道な努力を行うこと。これが自分の研究基盤となり、学問をした人の名刺になります。頑張って、研究を楽しみましょう!!!

http://www.yonhapnews.co.kr/culture/2015/01/05/0906000000AKR20150105131200371.HTML

 

《Taekwondo club of TGU!!》

(足の二段飛び蹴り・廻し蹴りのフォームがとにかく綺麗!!

かつ威力の防御術。うちのテコンド部はとにかくカッコいい!!）

（水曜日の練習日にぜひ見学してみてね!!

；ちなみにテコンド部の顧問である私もまだまだ瓦割りはできる？かも）

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【新刊案内】

（重版増刷決定!!　しかし、2015年でシリア難民は400万人を超えています。命の尊厳を守るべき強い市民意識が地球規模で高まらなければならない時期。本書の内容が少しでも共有できたことに厚くお礼申し上げます。各学校や機関での読者の皆様に感謝致します。）

： 多文化共生社会の理解への一冊!!!　4年の歳月を経て明石書店から刊行された本書は全国の書店やAmazon、生協でも購入できます。多くの方々からこんな幅広い国際人権事情について読める本があってよかったと評価されております。多くの専門家や弁護士たちによって綴られた内容を読み終えたあとは既に世界を見る目が変わっているのを実感できると思います。どうぞ、ご自分のためにもぜひ一読を!!!  

（版元・明石書店）

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7503-4080-7.html

（『ソウル文化Today』）http://www.sctoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=19326

 

BOAとコリア研究室のコラボによる《2015年9月18日の韓日識者の対話の場》で行われたForumの発表記録に加筆修正した専門書。

韓国と日本はなぜ外交で躓いたか。市民交流や教育・歴史・社会・メディア・法的問題・在日コリアン事情などを盛り込んだ内容に、様々な識者による未来への模索に叡智を感じられるはずです。既に全国の書店やアマゾンなどで予約販売中ですので、ぜひ一度手に取ってご覧下さい。

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≪盛況のお礼≫

�@韓国教員大学の現職教員大学院生による‘韓国の教師’の講義】

 

韓国の教員養成大学の名門である‘韓国教員大学校’から現職教員として大学院に在学中の４人の先生方が日本での学術交流と知見を広めるために本学へ来て下さいました。 7月23日の人権授業（CL）では激しい受験戦争で知られる韓国社会と教師の位置づけについて、よりリアルに、わかりやすく紹介し、210人の受講生や来客による好評を得ました。貴重な機会で、高い人気を得た諸先生方の授業を通して、下からの市民交流の可能性を強く感じました。ありがとうございました。

 

日　時：2018年７月23日（月）2限（AM:10:30~12:00）

場　所：C401号

講義内容：‘韓国で教師として生きるという事は･･･’

問合わせ：李　修京　教授（本学の教職大学院・教員免許状更新講習担当）

電　話：内線　7266　

 

＊授業後は李ゼミの院生交流や、附属学校を含む日本各地での学校見学・現場教師との学術交流あり。

 

�A日韓における「多文化社会とマイノリティ」の専門家による国際研究フォーラムが開催されました。国境を跨るグローバル社会で共に生きるためにどうすべきか、日韓も国際社会も熟知しておられる両国の研究者による様々な発表が行われました。ご参加頂いた全南大学の先生方、本学の諸先生方、また外部からのゲストの先生方々、本当に有意義な時間となりました。ありがとうございました!!

日時：2018年2月、

共同開催：全南大学　日本側：BOA、Korea研究室　ほか

（大変実りの多い研究フォーラムになりました!　10月大会でまた会いましょう!!）

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2014年度　日本社会文学会の春季全国大会を本校（会場：S410教室）で無事に終了しました。

私らの韓国学研究所後援の今大会は大変有意義な学会となりました。

　学会の評議員・理事の方々、運営委員会の皆様、ご発表下さった皆様、そして本学の院生や

学生の皆さんには多謝のみです。また、『社会文学』第41号も無事に出版。

内容からして、貴重な歴史と文学の関わりを記録することができたのだと自負しております。

機会がありましたらぜひ一度ご覧下さい。

日本社会文学会　2014年度　春季大会　実行委員会一同・東京学芸大学韓国学研究所

『社会文学』第41号編集委員会　一同

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