平成29年12月9日
HATOプロジェクト最終年度報告シンポジウムで放映
現在文部科学省は「2018年には国際バカロレアDP認定校を200校まで認定する」という閣議決定から、IB校200校構想を軸として、全国の高等学校にSSHやSGH、IBに関する研究などIB教育の普及を進めている。しかし、まだ解決しなければならない課題も多く、その一つに教員養成があげられている。
そこでIB教育プロジェクトは、IB授業実践のできる「グローバル人材育成を目指す教員養成プログラムの開発」を目標としている。本プロジェクトは、具体的なテーマを3つ掲げ、それぞれ同時に実施・継続することで目標を達成する計画である。更に、IB教育(PYP MYP DP)の理念や概念を、日本国内の学校教育に反映させることを目的に、各地域においてIB教育の普及活動を行っていく。そこでは、日本の指導要領のもとで実践するために必要なカリキュラム研究も必要となる。
IB教育プロジェクトでは、上記目標達成に向け実践研究(授業研究やテレビ会議、サテライト授業、IB研修の実施)を行い、教員養成プログラムを開発し、グローバル人材育成及びIB教員養成の一助となる活動を進めていく