アウシュヴィッツ「死の池」

日本女子大学 アウシュヴィッツ巡検のホームページへようこそ!

   私たちJWUの学生は2008年春に,東京学芸大学教授・加賀美先生の案内により,
   アウシュヴィッツ強制収容所をはじめ,ウィーンやクラクフ市内の巡検を行い,
   ヨーロッパの民族と社会について多くを学んできました.
   このホームページでは,巡検の記録と学習のための情報を掲載しています.

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― ニュース ―
2014/06/01
2013/04/01
2010/03/31
 巡検参加者で久しぶりの思い出コンパを開き,旅の余韻を楽しみました!
 巡検関連の情報で,中谷剛さんの本の内容を更新しました!
 巡検の全容を取りまとめてアップしました!

アウシュヴィッツでヨーロッパの民族集団を考える

アウシュヴィッツ第一収容所ゲート  ■ アウシュヴィッツ巡検の道のり ■

 この巡検は,2006・2007年度に日本女子大学人間社会学部で担当した講義「比較社会論V」の受講学生が中心になって企画・実施されました. ロマ(ジプシー)の人々の暮らしや歴史に関心をもち, マイノリティの人々がたどった運命をじかに学ぼうということから,アウシュヴィッツを訪ねる旅が実現しました.
 民族大量殺戮の現場であるアウシュヴィッツ強制収容所跡の訪問を軸にして, ポーランド南部の都市クラクフ(ユダヤ人街跡)とオーストリアの首都ウィーン(ユダヤ人墓地)を歩きました. これら美しい都市の陰に置かれた人々の過去と現在に目を向けながら,ヨーロッパの民族について考えました. 東西冷戦後の中央ヨーロッパの都市で膨らむ外国人社会など,そこに暮らすさまざまな民族の姿にも触れることができました.
 現場に来てはじめて理解できることがたくさんあるということ. ここに気づけたのが,この巡検の何よりの収穫でした.

      加賀美 雅弘
     (東京学芸大学教授 地理学)
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