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異文化間教育学大系 第1巻 異文化間に学ぶ「ひと」の教育
概要
 2016年6月、編集に携わった『異文化間教育学大系』全4巻(明石書店)が刊行されました。異文化間教育学が、これまでの研究成果を整理・分析し、現段階の到達点と今後の方向性を示すこと、そして、異文化間教育学の大系化を図ることを目的に企画したものです。
 齋藤は、小島勝氏・白𡈽悟氏とともに、第1巻『異文化間に学ぶ「ひと」の教育』の編集を担当しました。第1巻では、「ひと」に焦点を当て、海外帰国子女、外国人児童生徒、中国帰国者などを対象とした教育に関する研究を取り上げています。
 ご興味のある方はどうぞお手に取ってください。異文化間教育学が文化間移動をし学ぶ人々の教育課題にどのようにアプローチしてきたのか? 本書を手掛かりに議論していただければと思います。

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言語教育実践 イマ×ココ No.4
概要
『イマ× ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。
現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ×ココ』は生まれました。
 本号はその第4号です。
巻頭のAgoraでは、奥田純子氏、宇佐美洋氏、吉峰晃一朗氏、金孝卿氏が寄稿。
さらに4つのカテゴリー(実践のアイディア・リソース、実践紹介、実践報告、実践研究)への投稿原稿とコラムを掲載しています。
「第4号刊行にあたって」(編集院長 齋藤ひろみ)より……本誌は第4号で、創刊準備号から数えて5巻目の刊行となります。この、5年間で「共有してきた実践」は計58件です。それらの実践が、皆さんの新たな実践を生み出すヒントとなり、あるいは形を変えて皆さんの実践の中で生きていることを、わたくしたち編集委員・閲読者は願っております。

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外国人児童生徒の学びを創る授業実践 -「ことばと教科の力」を育む浜松の取り組み
概要
浜松市での実例をもとに、外国人の子どもたちの学びを育む授業づくりを考える。豊富な実践例とともに、実践に取り組む方々へのインタビューも掲載。小中学校・地域の現場で、外国人児童生徒の教育に関わる教師に必携の一冊。 
「はじめに」(齋藤ひろみ・池上摩希子・近田由紀子)より……多様な言語文化を背景に日々精一杯生きている子どもたちは、とっても真っ直ぐで逞しいのです。かれらとの格闘には、自分自身の人としての成長や社会の動きが鏡のように映し出されます。私たち編者3人が感じている、かれらと共振する魅力を、読者のみなさんにも是非一緒に感じ、考えてほしいと思って、この本を送り出します。

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外国人児童生徒のための支援ガイドブック~子どもたちのライフコースによりそって~
概要
本書の「外国人児童生徒」は外国籍の子どもだけを指す概念だけではなく、両親、あるいはそのどちらかが日本以外の言語・文化背景を持つ日本籍の子ども、海外生活体験が長く、その言語文化によって行動・思考が形づくられている日本籍の子どもなどを含みます。 

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言語教育実践 イマ×ココ No.3
概要
『イマ× ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。
現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、
実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ×ココ』は生まれました。
本号はその第3号です。
巻頭のAgoraでは、門倉正美氏、池田玲子氏、衣川隆生氏、金孝卿氏が寄稿。
さらに4つのカテゴリー(実践のアイディア・リソース、実践紹介、実践報告、実践研究)への投稿原稿とコラムを掲載しています。
「第3号刊行にあたって」(編集委員長 齋藤ひろみ)より……第3号も、言語教育・支援の実践の魅力が満載です。学習者の経験や関心に応じ、学びの場がもつ資源を生かした多様なトピックと言語活動が紹介されています。そして、日本語教育や支援活動をするも者が相互に学ぶ場を創ろうという実践があります。その場に参与しているつもりで、各実践にあふれる学習者・教師・支援者によって作りだされる学びの力動感を捉え、是非、明日からのご自身の実践の資源、あるいはエンジンにしていただければと思います。                        
詳細は、「イマ×ココ」HPをご覧ください。
 

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言語教育実践 イマ×ココ No.2
概要
『言語教育実践 イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有を目的に創刊された年刊誌(毎年10月刊行)。本号はその第2号です。
巻頭のAgoraには、佐藤学氏、文野峯子氏による2本の論考を掲載しています。
その他、4つのカテゴリー(実践のアイディア・リソース、実践紹介、実践報告、実践研究)への投稿原稿とコラムを収録しています。 
COLUMN「対話による実践の記述 本誌の閲読過程で、閲読者として学んでいること」(齋藤ひろみ)より…… 原稿に登場する学習者の疑問や意見を読み、私自身の日本語教育等に関する準拠枠が揺るがされる思いもしました。こうした経験が、日本語教師としての学びであり面白さなのだと、改めて感じています。

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言語教育実践イマ×ココ[創刊号]
概要
『イマ× ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。
現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ× ココ』は生まれました。
本号はその創刊号です。
巻頭のAgora〈座談会〉では、横溝紳一郎氏、森篤嗣氏をゲストに招き「実践の共有」について熱い議論が繰り広げられています。4つのカテゴリーの投稿原稿14本とコラム3本を掲載。
「創刊号刊行にあたって」(編集委員長齋藤ひろみ)より……創刊準備号は本誌をどのような媒体として皆さんにお届けするかを模索し、試行的に刊行しました。誌上で「実践の共有」をするにはどのような表現形態で、どのような情報を、どのような分量で記述するのがよいのかと悩みつつ、提案したものです。創刊号には、その意図を汲んでくださった方から、多くの現行を投稿していただきました。

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言語教育実践イマ×ココ創刊準備号
概要
『言語教育実践イマ× ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。
現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、
実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ× ココ』は生まれました。編集長として、「実践のアイディア・リソース」「実践紹介」「実践報告」「実践研究」の4つのタイプの表現の仕方で、実践を紹介する誌面空間を創りたいと思っています。
次号の創刊号からは、広く原稿を募ります。実践者の皆さんから多くの投稿があることを、心から願っています。
AGORA「実践を記す・実践を伝える・実践から学ぶ」(齋藤ひろみ・金田智子・浜田麻里)より……私たちは、「その時、その場で起きたことは、その場にいた人が一番よく知っている」という当たり前のことを、大事にしたいと思っています。(略)「その時、その場で起きたことを直接見聞きした」実践の当事者が、実践について「丸ごとそのまま」記し、伝え、そして学び合うことが、現場の実践を豊かにすると期待しています。
「イマ×ココ」のHPもあります。ココ出版HPのトップページにリンクがございます。

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文化間移動をする子どもたちの学び―教育コミュニティの創造に向けて
概要
2つ以上の言語文化の間を移動しながら生活する子どもたちへの教育の現状と課題をまとめ、この数年行われてきた教育実践および支援を紹介。それらをもとに、学校や地域の教育・支援のあり方などを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】 

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「移動する子どもたち」のことばの教育を創造する―ESL教育とJSL教育の共振
概要
国境を越えて移動する人々が地球規模で増加する中、日本においても「移動する子どもたち(Children Crossing Borders)」への教育を整備することが、喫緊の課題となっている。多様な背景をもつ子どもたちが、日本社会で疎外されることなく、力強く生きていくための「ことばの力」を育てなければならない。JSL(Japanese as a Second Language)教育の研究者として最前線でこの課題に取り組んできた編者たちが、オーストラリアにおけるESL(English as a Second Language)教育の理論と実践、異領域の専門家との対話を通して、新たな「ことばの教育」の理念と方法を模索する。

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小学校「JSL国語科」の授業作り
概要
本書は教科志向型JSLカリキュラム「国語科」の解説書である。「子どもがことばを学ぶことは世界を広げること」という考えのもと、日本語を第二言語として学ぶ子どもたちの教科学習を支援するために、「教科と日本語の統合学習」の授業作りのリソースを提供する。