多様な言語文化背景をもつ子どもたちのリテラシーフォーラム4のご案内

2017/02/16

 「多様な言語文化背景をもつ子どもたちのリテラシー」に関する研究の報告会を兼ね、毎年リテラシーフォーラムを開催してきました。今年も3月5日(日)に聖心女子大学で開催いたします。今回は、日本語の力を描き・育むことをテーマに、日本人の児童生徒の日本語表現に関わる研究をなさっている千葉大学の伊坂淳一氏、言語能力の測定方法とその支援に関して研究を進めていらっしゃる広島大学の渡部倫子氏、国語教育・日本語教育の両教育を専門とされている帝塚山大学の森篤嗣氏と共にディスカッションを行います。また、後半は科学研究費の研究成果の報告をします。ご関心をお持ちの方、是非ご参加ください。

 お申込みは、次のwebサイトでお願いいたします。
 LinkIconリテラシーフォーラム4 一般参加の申し込み

 お問い合わせ
 東京学芸大学 LinkIcon齋藤ひろみ

 「多様な言語文化背景をもつ子どもたちのリテラシーフォーラム4」のご案内

子どもたちの日本語の力を描く、育む
 ―「日本人児童生徒」と「JSL児童生徒」の日本語の力の分析/測定方法の検討から―


日時 2017年3月5日(日) 13:00-17:00
場所 聖心女子大学 1号館205教室
定員:100名  参加費:無料  
お問い合わせ:東京学芸大学 LinkIcon齋藤ひろみ
申込:1月1日~3月4日 
  webサイト「こくちーずプロ」でお申込みください。
 LinkIconリテラシーフォーラム4 一般参加の申し込み

<プログラム>
13:00-14:50 パネルセッション 
「日本人児童生徒」と「JSL児童生徒」の日本語の力の発達とその教育

 発題1 「小学校高学年児童及び中学校生徒の日本語表現の不適格性の分析から」
  伊坂淳一氏(千葉大学)
 発題2 「JSL児童生徒の日本語能力アセスメント実施支援の成果から」
  渡部倫子氏(広島大学)
 発題3 「日本語の力を育む指導・教育―小学校の教育現場・教科書から」
  森篤嗣氏(帝塚山大学)
                   進行:齋藤ひろみ(東京学芸大学)

15:00-17:00 科学研究費 研究成果の報告 

1 口頭発表 15:00-16:00 …発表内容は決定し次第お知らせいたします
(1)2013-2016年度科学研究費基盤研究(B)研究課題番号25284096代表:渡部倫子
 「アーティキュレーションを保証する言語能力アセスメント実施支援システムの構築」
  報告者:渡部倫子(広島大学)
(2)2014-2017年度科学研究費基盤研究(B)研究課題番号:26284071代表:齋藤ひろみ
  「地域・家庭の言語環境と日本生育外国人児童のリテラシー発達に関する調査研究」
  報告者:橋本ゆかり(横浜国立大学)
      「言語習得のメカニズムから考える外国人児童のリテラシー発達
       ―理由表現に焦点を当てて」

2 齋藤科研のデモンストレーション・ポスター発表 16:10-17:00
  2会場で、前後半で同じセッションを2回行います
(1)デモンストレーション(1号館205教室)  
  話しことばチェッカーの機能と作文分析の結果 岩田一成 (聖心女子大学)
(2)ポスターセッション 1号館212教室
 1)日本在住外国人児童の「意見を述べる」力の発達
   ―小学4年生の「意見文」の分析から―
   齋藤ひろみ・菅原雅枝(東京学芸大学)
 2)日本生育外国人児童の「出来事作文」にみられるねじれ文の分析
   ―接続形式「て」に注目して―
   工藤聖子(東京学芸大学修了生)

ファイルダウンロード: LinkIconリテラシーフォーラム4 チラシファイル