新型コロナウイルス緊急支援金

2020年6月から「新型コロナウイルス緊急支援金」の創設のため、1,000万円を目標に寄附を募った結果、300名以上の方からご寄附いただいたお陰で、同年7月26日に目標金額を達成することができました。ご支援いただきました皆様ありがとうございます。無事に目標金額を達成できたことに加え、多くの方々とつながりをつくることができ、感謝を申し上げます。

皆様からのご寄附を有効活用し、「新型コロナウイルス緊急支援金」を創設してまいりましたが、今後、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化することを考えますと、学生への更なる支援等が必要になることが想定されます。

そのため、8月末までとしていた募集期間を当面の間延長し、引き続きご寄附を募ることといたしたいと思います。

引き続き、皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

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寄附金の活用状況等について(ご報告)

2020年6月より「新型コロナウイルス緊急支援金」を設置して以降、皆さまから多大な御寄附をいただき、心より感謝申し上げます。

寄附金につきましては、2021年10月31日現在、延べ555名の皆様から16,465,500円のご寄附をいただいておりますが、令和2年度の活用状況等については、以下のとおりであることをご報告いたします。なお、2021年3月にご報告しておりました「政府からの緊急給付を得られなかった学生26名に対する給付(一人当たり10万円、合計260万円)」につきましては、その後、政府から追加で予算が措置されたため、以下の報告からは除かれております。

【令和2年度支援事業】

■新型コロナウイルス感染症に係る緊急給付奨学金の創設
新型コロナウイルス感染症の影響により、収入等が減少し、緊急に経済的支援が必要な学生(休学中の学生及び留学生を除く)のうち、今年度(令和2年度)本学の経済支援※を受けてこられなかった学生を対象に募集を行い、申請のあった97名を対象に一人当たり10万円、合計970万円を給付いたしました。
  ※ 主な経済支援:授業料免除制度、日本学生支援機構給付奨学金、
学芸むさしの奨学金、学びの継続のための学生支援緊急給付金 など

■新型コロナウイルス感染症に係る緊急給付金(留学生対象)
新型コロナウイルス感染症の影響により、学生生活において経済的に困窮する留学生(私費留学生に限る。休学者及び海外在住者を除く。)のうち、「学びの継続のための学生支援緊急給付金」を受給していない留学生20名を対象として、一人当たり10万円、合計200万円を給付いたしました。

■衛生用品等の購入
授業が一部対面式で開始されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために必要な石鹸、消毒液、アクリル板等を購入し、講義棟各教室に設置しました。令和4年度につきましても、引き続き衛生用品購入に充当させていただけますと幸いです。

以上が令和2年度の「新型コロナウイルス緊急支援金」活用のご報告となります。

【令和3年度支援事業】100円夕食弁当実施ー

新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、アルバイトや家計収入が減るなどの経済的に困窮している学生に、皆様からいただいたご寄附により、東京学芸大学生協と協働し、弁当(学生負担は1食100円)を販売し、食生活と栄養面での支援を実施いたしました。また、弁当販売や盛り付けにも学生アルバイトをお願いし、経済的支援も同時に行いました。(一部学生後援会からもご支援をいただいております)
〇実施時期 2021年11月15日~12月13日(土日は休み)、延べ20日間
〇内容 500円相当の弁当を学生負担1食100円で販売、完全予約制、1日150食限定、弁当メニューは5~6種類から選択
〇場所 第2むさしのホール1階
〇利用状況 20日間の予約はすべて埋まり、延べ3,000人の学生が利用しました
皆様からいただいた「新型コロナウイルス緊急支援金」より、およそ97万円をこの支援に使わせていただきました。 また、メディアからの取材も3件あり、特にテレビの取材番組をご覧になった方からは、本学基金にご寄附をいただいております。学生からも大変好評で「是非継続してほしい」、「100円から値上がりしても良いので長期間行ってほしい」、「アルバイトが出来ないため、大変助かった」、「食費が節約できて、困窮が和らいだ」、「栄養面でも非常に助かった」等の声が多数寄せられております。

この場をお借りして、新型コロナウイルス緊急支援にご寄附をいただいた皆様方にあらためて深く御礼申し上げます。引き続き、皆様からのあたたかいご支援をお願い申し上げます。

学長メッセージ

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「新型コロナウイルス緊急支援金」に対する東京学芸大学基金へのご支援のお礼

皆様には、日頃より本学の教育研究活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

令和2年6月より、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的に困窮した学生に対する緊急支援をお願いしたところ、今日までに570名を超える皆様から、温かいご支援とご協力及びメッセージをいただき、まことにうれしく、深く感謝申し上げます。いただきましたご寄付の主たる使途は、上に記したとおりです。緊急支援金の給付や貸与、また食生活支援につきまして、学生からは感謝の声が多数寄せられております。

 

 本学では、令和2年度より、いただいたご寄附を感染予防対策にも一部使わせていただきながら、対面授業とオンライン講義を組み合わせたハイブリッド方式での授業を導入し、感染症拡大防止に努めてまいりました。皆様からいただいた温かいお志は、全額を今後も学生のための支援事業に使わせていただきます。実施した事業については、その都度ホームページにおいてご報告をいたします。

 令和2年度から募集をお願いしておりました、この「新型コロナウイルス緊急支援金」につきましては、ひとまず令和4年3月を以って終了とさせていただきたいと存じます。皆様からの学生へのご支援、ご寄附は今後「修学支援事業」等に引き継がせていただきます。

 今後しばらくは「withコロナ」の状態が続くことと予想されますが、学生がこれからも困難な状況に置かれることのないよう、皆様には変わらぬご支援をお願いできますと幸いです。

 これまでの皆様のご支援とご寄附に対し、心より御礼申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。

                                                                                     令和4年3月

国立大学法人 東京学芸大学長

 國 分  充 

現在の支援金額:16,743,500円 ※

※上記数字は、寄附の使途を「修学支援事業に指定された方」、及び「使途を指定しない方」からの寄附金額を集計しています

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支援いただいた方:578

ご寄附のお申込み

ご寄附のお申込みは、「オンラインでのお申込み(クレジットカード等)」と「寄附申込書(郵送、FAX、Eメール)でのお申込み」からお選びいただけます。
ご寄附のお申込みは、以下のリンクからお願いします。

▶東京学芸大学基金・お申込み方法

【お問い合わせ】

東京学芸大学 総務課 広報・基金室
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
TEL:042-329-7858 FAX:042-329-7114
E-mail:kikin60(a)u-gakugei.ac.jp
※(a)を@に置き換えてください。