お知らせ/イベント

宇都宮大学教職大学院と「対話型模擬授業検討会」の交流行事を開催しました

7月25日(木)の三重大学教職大学院とのコラボ企画に続き、7月30日(火)、教職大学院総合教育実践プログラムの学卒院生2年の6名が宇都宮大学教職大学院を訪問し、同大学の小野瀬善行准教授の協力のもと、同大学の院生らと「対話型模擬授業検討会」を共同で体験し、交流の話し合いをする催しを行ってきました。総合教育実践プログラムの渡辺貴裕准教授と浅部航太准教授がこれに同行。「教育・学習デザイン開発ユニット」における「対話型授業研究」関連の活動の一環です。
「対話型模擬授業検討会」は、「評価」や「助言」とは異なる原理で、模擬授業の実践から学びを引き出すための検討会の形式です。
この日は、本学院生が中学校道徳の模擬授業を実施し、それに対して参加者らが学習者として感じたこと・考えたことを出し合って、対話を行いました。それを通して、道徳教育を専門的に学んでいる場合にかえって見えにくくなってしまうようなポイントが、浮かび上がってきました。
いわば、協働して行う、学習者の立場を活用した、教材との出会い直しです。
「教育・学習デザイン開発ユニット」の「対話型授業研究」のプロジェクトでは、このように、従来の「開発-普及」モデルとは異なる、「対話が対話を呼ぶ」原理に基づいた、活動の広がりを志しています。
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