宇都宮市教育センターにて「道徳教材との出会い直し」をテーマにした研修を、本学教員および院生が実施しました
9月2日(月)、宇都宮市教育センターの「中堅教諭資質向上研修 道徳科の授業づくり研修」(10時半〜16時)にて、本学の渡辺貴裕准教授が講師を、教職大学院総合教育実践プログラムのM2院生の今城琴美さんと堀切彩愛さんがアシスタントを務め、約70名の受講者らと共に、教材分析のワークを行ってきました。
本機構の「教育・学習デザイン開発ユニット」が柱に掲げる「対話型授業研究」の、教育委員会と連携した展開の一環です。「対話型授業研究」で大事にしてきた、学習者視点を活かしての「教材との出会い直し」を、特に道徳教材に焦点を合わせて行うものとなります。
大学院生らが率先して、教材の場面を立体化しながら自らの感覚を働かせ、教材に対する批判的検討を行う姿を示しました。道徳の教材や授業をこのように見つめ直していけるのかと、受講者やセンターの指導主事らからも好評を博すものとなりました。
「対話型授業研究」ではこのように、学内での取り組みと学外(学校や教育委員会)での催しとを連動させながら、授業づくりへの新たなアプローチを切り拓いています。



