
東京学芸大学 A類美術選修 4年
伊藤 聖菜さん
なぜ学芸大学に入学したのですか?
中学や高校にいたときクラスメイトなどに勉強を教える機会が多く、教える楽しさを知ったのが教員を目指すきっかけでした。 そこで教育大学に入学することを検討しましたが、副免許を取れたり、学ぶ環境が良いことから学芸大学を考えました。 ほかにもサッカーを続けたかったため、サッカークラブのあることや、その中で人工芝がきれいなことは決め手になりました。
研究室ではどんな活動をしていますか?
私は金工研究室に所属していて、今はプレ卒業制作作品を制作しているところです。 思い描いた世界を表現するのが好きで、今回は(箱庭のような)小さな世界を作ろうと思い、宇宙船のようなイメージの作品を作るつもりです。
部活動でどんなことをしていますか?
女子サッカー部に所属しています。サッカーは小1のときからやっていて、今年で16年になります。 サッカーは仲間とボールをつないでゴールに向かっていくのが最高に楽しいです。 週に5日練習がありとても忙しいので、逆に「こんなに部活ばかりやっていても成長できているかどうかわからない」と悩むこともありました。ですが今は、続けていたからこそ得られたものがたくさんあったし、そういった経験を積むことで人間としての深みを持つことが出来るだろうと考えています。
将来の夢はなんですか?
直近の目標としては教員採用試験を乗り切ることです。普段の生活の上で授業と部活と研究室とバイトの両立をしっかりできることが必要だと思っています。そのためには計画性がないとだめですね。 小学校の先生に無事なれた暁には、生徒たち一人一人に向き合うことが出来るような先生になりたいと思っています。 また、子供が授業に没頭できるような授業ができるといいなと思っています。教材研究の 講義はそのためにとても役に立っていると思います。
受験生にヒトコト!
学芸大学は自分から行動していれば学科を超えてどんどん学びを深めることが出来る大学です。 もし教員を目指しているのであれば、与えられたものだけではなく様々なことに興味を抱き挑戦していくことで、教員としても人間としても深みを持つことが出来るのではないかと思います。
取材・撮影/細川絢加 大菱池遼