第一章では、教育学部では人とかかわること、
交流することが大事だと言いました。
それでは教育学部の学生は、
具体的にはどのようなことをやっているのでしょうか。
どのように人とかかわっているのでしょうか。
教育学部の学生は、しばしば大学から出て現場に行きます。
教育学部生の現場とはどのような所でしょうか。
学校の先生になることをめざしている学生にとって、
大事なのは教育現場です。
カリキュラムの一つとして教育実習に行きますが、
教育現場に行くのはその時だけではない。
インターンに行くと「単位」になるし、
ボランティア活動に参加する学生も多い。
子どもたちと遊んだり、
おもちゃを作ったりするサークルもあるのです。
でも現場はそれだけではありません。
公民館や児童館も教育学部生にとって大事な現場です。
E類(教育支援課程)生涯学習コースでは、
地域のさまざまな活動を支援する実習があります。
これからは、いろいろな立場の人が協力し、支えあって、
新しい社会を創っていかなければならない。
そのための支援方法を身につけるのです。
教育学部には、学生が現場で活躍するための、
たくさんのルートがあります。
教育学部生は、さまざまな現場に出て、
人とかかわるということをわかってもらえましたか?
だからこそ、人とかかわり、それぞれの人たちが抱えている
問題を解決したいという人に来てもらいたいのです。
しかも、その現場は日本国内だけではありません。
ぜひ第三章をご覧ください。