小さいころからものづくりが大好きだった、
という人はいませんか?
教育学部で「もの」を作れるのでしょうか?
もちろん作れます。
A類ものづくり技術が新しくできました。
ここではさまざまなものづくりの技術を学ぶことができます。
(A類:初等教育教員養成課程)
木材加工から金属加工、コンピュータから植物栽培まで。
コンピュータ制御のロボットカーを研究している
先生もいるんですよ。
ものづくりを通して、広く社会のイノベーションを進める
人になることができます。こうしたものづくりは、
A類やB類の美術でもやることができます。
(B類:中等教育教員養成課程)
一方で、昔の人が作ったものを集め、保存し、
研究することも学べます。
E類の生涯学習コースには博物館学があります。
(E類:教育支援課程)
またこのコースには文化遺産教育サブコースがあり、
文化財科学・考古学・保存科学・美術史を学び、
文化財の保存とその活用に従事することができます。
これもまた、「もの」を扱う仕事です。
でもあくまでも、こうした「もの」を通して人とかかわり、
よりよい社会を創ることが、教育者の役割です。
学芸大学の教育学部ではいろいろなことができるということを、
わかってもらえたでしょうか?
実はこれまで紹介した以上の、びっくりするほど多くのことを、
学芸大学では学んだり、研究したりすることができます。
第七章では、研究の話をしましょう。