2019年3月28日（木）、外務省にて、カンボジア国ブン・ホン内務省長官（HE Mr. BUN Honn, Secretary of State, Ministry of Interior, Kingdom of Cambodia）一行（同省招聘）に対するブリーフ「日本の市民社会: NPO/NGOと政府とのパートナーシップ（連携）」を、田中敬文・生活科学講座（家庭科教室）准教授が実施しました。
この招聘事業は、安倍総理とフン・セン首相との首脳会談（昨年10月）において、総理が国内の民主プロセス促進を働きかけ、そのためにガバナンス支援を拡充する考えを表明したことによるものです。
日本の伝統的な町内会に似た組織がカンボジアにもあること、小金井市におけるNPOへの職員派遣の試み等、NPOと政府との連携について意見交換も行いました。
日本としてカンボジアの民主プロセス促進に向けた取組を進めており、本ブリーフは今後カンボジア政府に更なる努力を働きかけていく上での足がかりになりました。

〈写真〉左から、チュム・カン内務省結社・政党局長、田中准教授、ブン ・ホン内務省長官