全国初の公教育におけるオープンイノベーションを促進させる「Explayground事業」のスタートと未来の教育の拠点となる新施設の完成について

HOMEにもどる

本学では昨年9月、公教育におけるオープンイノベーションを進めるためMistletoe Japan合同会社(以下、Mistletoe)と包括的事業協定を締結し、本年3月両者で設立した一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構を核とし、産官学民の協働的な取り組みを促進するプラットフォーム『Explayground(エクスプレイグラウンド)』の運用と、教育におけるオープンイノベーションを先導的に進めるとともに、大学/教育行政/学校等の公共組織と企業との連携/協働、芸術/スポーツ分野の教育研究などをスタートさせました。
この度11月19日に、報道関係者をお招きし、この事業の活動内容についてご報告するとともに、住友林業株式会社(以下、住友林業)様から本学へ寄贈された未来の教育の拠点となる新施設(一号棟)のオープニングセレモニーを開催いたしました。
当日は、第一部として、本学 出口利定学長から挨拶があり、その後、本学 松田恵示副学長・教育インキュベーションセンター長、Mistletoe ファウンダー 孫泰蔵様より「Explayground事業」のコンセプトや活動等に関する説明、住友林業 代表取締役執行役員副社長 佐藤建様よりCLTcombo開発等に関する説明が行われました。
引き続いて、第二部として、新施設(一号棟)のオープニングセレモニーが開催されました。テープカットの後、住友林業代表取締役執行役員副社長 佐藤様より本学出口学長に銘板が贈呈され、新施設の内覧会が行われました。
この新施設(一号棟)は、「CLT combo」のプロトタイプ棟です。CLT comboは移設・組替え可能な木造建築物として住友林業が研究してきたものです。(CLT comboの詳細については、住友林業のニュースリリースをご覧ください)
Explaygroundの拠点となる新施設(一号棟)の完成を迎え、来年度には二号棟の建設が計画されています。
今後も本学とMistletoeでは、Explaygroundを中心に、遊ぶように学び、学ぶように遊ぶことで社会課題の解決や社会貢献に向けた動きが出てくるような場を作り、「今」にとどまらない自由な価値観を共有できる人たちにたくさん集まってもらい、外部とつながり、教育にイノベーションを起こしていきます。

EXPLAYGROUND OFFICIAL WEB SITE

住友林業Webサイトのニュースリリースをご覧ください。
「移設・組み替え可能な次世代の木造建築物 CLT combo(シーエルティーコンボ)を東京学芸大学に寄贈」

〈写真上〉左上から時計回りに出口学長、松田副学長・教育インキュベーションセンター長、住友林業代表取締役執行役員副社長 佐藤建氏、Mistletoeファウンダー 孫泰蔵氏
〈写真中〉新施設オープニングセレモニー テープカット 左から中島理事・副学長、住友林業代表取締役執行役員副社長 佐藤建氏、出口学長、Mistletoeファウンダー 孫泰蔵氏、松田副学長・教育インキュベーションセンター長
〈写真下〉完成した 新施設(一号棟)

全国初の公教育におけるオープンイノベーションを促進させる「Explayground事業」のスタートと未来の教育の拠点となる新施設の完成について
全国初の公教育におけるオープンイノベーションを促進させる「Explayground事業」のスタートと未来の教育の拠点となる新施設の完成について