「もう限界です。」 国立大学協会声明--我が国の輝ける未来のために--について

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令和6年6月7日付けで、(一社)国立大学協会より、国立大学をめぐる状況、とりわけ厳しい財政状況に関して、広く国民の皆様にご理解いただくとともに、将来に向けての決意を示すため、「国立大学協会声明 ー我が国の輝ける未来のためにー」が発表されました。その中で、国立大学の厳しい財政状況は、「もう限界です。」とされています。これは、86国立大学学長の共通する思いだと思います。本学も、近年の光熱水費の高騰や人件費負担などを、これまでなんとかやりくりしてきましたが、もはや「もう限界」となっています。

しかし、こうした中でも、本学は、我が国を代表する教員養成系大学として、「高い知識と教養を備えた創造力・実践力に富む有為の教育者」を世の中へ送り出すという使命を、引き続き果たしていきたいと思っております。

関係する方々のこうした状況へのご理解と、より一層のご支援をお願い致したく存じます。この声明につきましては、より詳しく「学長室だより」(6月18日)にも記しました。合わせてお読みいただければ幸いです。

東京学芸大学長
國分 充

学長室だより
声明文と参考資料