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連続講演会<第二回>
多摩の川と森を考える –自然と人々のこれから– 02

東京学芸大学は、平成17年から「持続可能な社会づくりのための環境学習活動〜多摩川バイオリージョンにおけるエコミュージアムの展開〜」をテーマに教育プロジェクトを展開します。これは文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラムに採択されたものです。
「多摩川エコモーション」と名付けたこのプロジェクトでは、東京の様々な地域で学芸大学の学生が地域の人たちと協力しながら、授業を通じて地域課題の学習活動を行います。環境保全・持続的な社会づくり、そして地域活性化に貢献するのがこの教育プロジェクトのねらいです。今回の講演会はその一環として行われるものです。大学の学生・教職員のみならず、地域の方々の参加を期待しています。

日時 2005年12月10日(土) 13:00開演
[開演の30分前開場]
会場 東京学芸大学 芸術館 [アクセスマップ]
参加費 無料
プログラム

■13:00〜
講演「自然再生と合意形成」

講師:島谷 幸宏
(九州大学大学院工学研究院環境都市部門・教授)

■14:30〜
講演「雑木林と市民の生き方のかかわり」

講師:倉本 宣
(明治大学農学部・教授)

■16:00〜
講演「里山から社会を変える」

講師:飯島 博
(NPO法人アサザ基金・代表理事)

お問い合わせ 国立大学法人 東京学芸大学 環境教育実践施設
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
TEL.042-329-7861 FAX.042-329-7669
 
講師プロフィール
島谷 幸宏(しまたにゆきひろ)
九州大学大学院工学研究院環境都市部門・教授
1955年山口県生まれ。河川工学、河川環境に幅広く係り、最近は、住民参加の川づくり、自然再生、川の風景デザイン、流域全体での治水、技術者の技術力向上などをテーマに精力的に取り組んでいる。関係した主な河川や活動は、埼玉県黒目川(桜並木でもめました)、神奈川県境川(蛇行と河畔林でもめました)、多摩川宿河原堰(美しいデザインでしょう)、多摩川河原の復元、佐賀県松浦川アザメの瀬湿地再生など多数。
倉本 宣(くらもとのぼる)
明治大学農学部・教授
里山と河原をフィールドとして、生きものの生活と、その生きものにかかわる市民の態度を研究してきました。最近は、市民が科学を道具として使いこなすためのお手伝いをしていきたいと考えています。
飯島 博(いいじまひろし)
NPO法人アサザ基金・代表理事
長野県出身。1956年生。日本の里山に生息した「ガキ大将組」に属する。1995年から霞ヶ浦流域の学校・研究者、事業者、行政が参加する市民主導型の協働事業「アサザプロジェクト」を推進し、新たな社会システムの構築を目指している。
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