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連続講演会<第十回>
若者のNPO法人による公民館運営と市民活動・生涯学習支援
〜生涯学習講座「エコミュージアム米原学」を事例として〜

 「若者のNPO法人による公民館運営と市民活動・生涯学習支援〜生涯学習講座『エコミュージアム米原学』を事例として〜」をテーマに、滋賀県米原市でご活躍されている講師による講演が行われました。

 講演「若者NPOによる公民館運営への挑戦〜エコミュージアム米原学へ向けて」では、米原市で市役所に勤務し、現在NPO法人FIELDの一員として公民館の運営に携わる講師自身の活動について紹介されました。その活動を通じ、「子育ち支援」から「市民活動支援」への活動の転換の経緯や、指定管理者としての現活動ついて、また、市民と公民館との関わりや、公民館の意味・役割についての解説がされました。

 講演後には、質疑応答とフリーディスカッションが行われ、市民自治や、運営費、FIELDのメンバーの専門性についての質問がされました。

【予告ページ】

講演記録
講演「若者NPOによる公民館運営への挑戦〜エコミュージアム米原学へ向けて」 (pdf:1.50MB)

日時 2006年11月8日(水) 15:00〜18:00
[開演の30分前開場] 
会場 東京学芸大学 環境教育実践施設 1F 多目的室
【アクセスマップ】
参加者 36名(一般 24名、学生 11名、大学職員 1名)
プログラム

■15:00〜
挨拶/多摩川エコモーション紹介

■15:15〜
講演「若者NPOによる公民館運営への挑戦〜エコミュージアム米原学へ向けて」

講師:高見 啓一(NPO法人FIELD 専務理事)

■16:30〜
質疑応答・フリーディスカッション

■17:00〜
ネットワーク交流会 

■18:00  終了

参加者の感想

・ この活動で見えてくる地域課を行政にも提案したいと思っている。公民育成にどの位、このNPOが、影響力が持てるのか市民の共感や世論をつくり出しているのかとても関心を持ったし、期待したい。

・ 分かりやすく、活力ある実践素晴らしいと思う。可能性の追求という意味で、多くの提起をしていると思う。特に専門性を大切にしている点が、社会教育としての公民館の軸足になると思う。地方で頑張っていることが、特に意義のあることだと思う。

・ 話を聞いてとても面白かった。経営側も利用側も楽しそうなのがとても素敵だと思う。地域の人の“たまり場”づくりは、私の住んでいる市でも大々的ではないけれどやっています。地域社会の関係性が気薄であるとこの前、授業で習ったのですが、こんな風に何かきっかけをつくれば興味のある人は来るんですね。私もこんな仕事ができたらいいなと思いました。

 
講師プロフィール
高見 啓一(たかみ けいいち)
NPO法人FIELD 専務理事
1978年生まれ。東京出身。明治大学卒。京都橘女子大学大学院博士前期課程修了。2001年度より滋賀県米原市役所(旧米原町)に5年間勤め、地域振興・公共交通・児童福祉などを歴任。
市民との取り組みで近畿初方式の「乗合タクシー」を導入したほか、各種まちづくりの受賞歴も多数。2006年度より地元NPO法人の20代のメンバーとともに、米原公民館の指定管理者に。
 「公民の館」「たまり場」「民活導入」の3つを柱に、若者が運営する公民館ということで全国から注目されている。
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