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「学芸大生がひらくサスティナブルな未来プロジェクト」採択企画(3)
『武蔵野へいこう!』プロジェクト
 活動テーマと実施グループについて

テーマ 『武蔵野へいこう!』プロジェクト
実施期間 平成20年7月〜平成21年3月
活動グループ名 文化地理ゼミ
相談できる教員名 椿真智子
代表者氏名
立野弘高 (初等教育教員養成課程 社会専修地理学コース 4年)

 活動の目的・概要

昨年度は、武蔵野地域の景観写真を通して、地域や場所の個性・記憶、現在・過去を読み解くスタディー・ガイドを作成し地域に配布した。本プロジェクトでは、そのガイドに基づいてスタディー・ツアーを開催し、学生、地域住民、地元の小中学校の教員や児童に呼びかけ、普段何気なく見ている景観の意味を共有し、その交流の中から新たな視点や評価を得ることを目的とする。全体のコンセプトについてメンバーで議論した上で地域を決定し、11月にツアーを実施、12月にはその成果を地域の公民館等に展示する。

 活動の具体的内容

活  動  項  目

内  容  等

全体のコンセプトと
作業計画の確定

ゼミでの発表・議論

メンバー全員で全体のコンセプトについて議論したうえで、各自・各グループの分担を決定する。スタディー・ガイドをもとに巡検の対象地域を決定し、新たに景観分析を行う。

その成果をゼミの時間に発表し、議論を行い、内容を再検討する。

スタディー・ツアーの
計画、宣伝、実施

ゼミ員で各自役割分担を行い、本学の生徒や地域の住民、小中学校の教員や児童に呼びかけてスタディー・ツアーを計画・実施する。

Web上での情報提供

文化地理ゼミHP上でステディー・ツアーの宣伝を行い、実施後はその成果を発信する。

地域の図書館、公民館
での展示
景観写真などでスタディー・ツアーの成果を地域の図書館や公民館の展示することで、スタディー・ツアーに参加できなかった地域住民の方々にも情報を発信する。

 実施スケジュール

  時  期

活 動  内  容  等

平成20年 6月

・ 全体コンセプト・作業計画、巡検の実施地域の確定

      7月

・ 巡検の実施地域の調査(グループ・各自)

      8月

 

9月

 

10月

・ 調査結果の発表、議論 スタディー・ツアーの計画、宣伝

11月

・ スタディー・ツアーの実施(中旬〜下旬を予定)

12月

・ 図書館、公民館での展示物製作、展示

平成21年1月

・ 成果報告書の作成

2月

・ 合同成果発表会での活動報告


 活動グループの設立の経緯と今までの実績

文化地理ゼミは、地理学研究室の自主ゼミの一つで、学部2〜4年と大学院生、顧問の椿教員により構成され、現在はAB社会科地理学教室ならびにF類文化財科学のメンバーで毎週月曜日に開催している。ゼミ活動として常時、卒論、修論の発表や論文紹介を行っているが、それ以外に毎年プロジェクトを実施している。過去には「景観で場所を語る―Tokyo Geography」や昨年度の現代GPにおける「景観写真で読み解く武蔵野」といったプロジェクトを企画、実施し冊子を発行した。今回の企画は、これらの「景観」の成果をゼミ外や地域に問うという新たな試みである。

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