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基礎2「住み続けたい地域」づくりに関わる人たち (2006年度前期)
○担当教員: 原子 栄一郎 (総合教育科学系 環境教育実践施設 准教授)
○曜日時限: 金曜 2限 / ○教室: 環境教育実践施設 多目的教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 「住みつづけたい地域」をつくり出す活動に、どんな人たちが、いつ頃から、どこで、どんな人たちと、どんな思いをもって、どんなやり方で取組んできているかを、 特に社会文化的な背景を押さえ、その現場を体験しながら学習する。


 内容
 全日程の前半部では、地域住民が主体となった「住みつづけたい地域」づくりについて、総論的に学ぶ。途中、「住みつづけたい地域」づくりに取組む当事者をゲストに招き、具体的な事例について学ぶ。後半部では、「住みつづけたい地域」づくりの現場を訪ねて体験学習を行う。この体験学習は基礎1および2が共同して実施するもので、「都心」、多摩の「河川」、「林」、そして「まち」の4箇所が準備されている。その日程は、土曜日もしくは日曜日を予定している。受講者は準備された4つの体験学習のうち2つ参加すること。応用1および2において実施するフィールドワークのために、基礎1および2の最後の授業で、受講者は4箇所から1つのフィールドを選択。

 参考文献

● 横田克巳 (2002) 『愚かな国の、しなやかな市民』 ほんの木

● 佐藤慶幸他編著 (1995) 『女性たちの生活者運動』 マルジュ社


 授業スケジュール

1. オリエンテーション

2. 「住みつづけたい地域」をつくるのは誰か?

3. 住民/市民自治について

4. 「住みつづけたい地域」づくりを妨げるもの

5. 生活協同組合について

6. 住んでみたい町、谷根千

7. 「住みつづけたい地域」づくりの事例研究−都心部−

8. 「住みつづけたい地域」づくりの事例研究−多摩地域−

9. フィールド視察見学・体験学習(基礎1と共同で4つの体験学習が準備されているので2つ選択すること。4つのうち2つは基礎2に関連する内容である。)

10. まとめとフィールド選択

 トピックス
 
 ● 2006年7月15日(土)  西東京市でのフィールドワーク 
 西東京市でフィールドスタディをしました。3箇所を見学し、4名の方のお話を伺いました。講師の方々の熱意あるお話と、おいしいレストランの昼食など、かなり盛り沢山の内容で、学生達は充実感を得ていたようでした。

【見学場所】 社会福祉法人悠遊、コミュニティーレストラン木々、パンの家「ぐれいぷ」
【講師】 伊藤隆志氏(社会福祉法人悠遊施設長)、坪井照子氏、(ごみ問題5市連絡会代表)、茂木千佳子氏(菜の花エコプロジェクト代表)、鈴木美紀氏(コミュニティーレストラン木々代表)
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