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基礎2東京圏の自然保護問題から学ぶ地域への視点 (2007年度前期)
○担当教員: 小川 潔 (自然科学系 広域自然科学講座 環境科学分野 准教授)
○曜日時限: 金曜2限 / ○教室: C棟 103教室
 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 東京圏における自然保護問題を歴史的に振り返り、その意識を確かめることから、現在の地域環境保全にかかわる活動の位置づけを探る。これは、将来作成する「地域探索の環境教育プログラム」の素材を準備する活動である。


 内容
 東京都および隣接する地域における自然保護問題事例を取り上げ、事実経過、保護運動の方法、問題の本質、歴史的意味、成果を振り返り、現在の環境保全活動の基礎的意識形成過程(または断絶)を考える。

 参考文献

授業の中で適宜紹介する。


 授業スケジュール

1   オリエンテーション、東京の自然環境と人間による改変の歴史概観

2   東京における自然の保護と回復に関する条例から

3   奥多摩天祖山石灰石採掘問題

4   多摩川保全地域案と市民による教育河川構想(多摩川の自然を守る会の活動を中心に)

5   保護運動の成果(東京湾野鳥公園、駒場野公園など)

6   野川と水みちマップ(三多摩問題調査研究会の活動から水と緑研へ)

7   高尾山と圏央道

8   上野不忍池地下駐車場建設問題

9   東京湾干潟保護運動―新浜から現在まで

10   まとめ

 注意)上記スケジュールの中で、1〜2回ゲスト講師を招く予定である。


● 備考

 基礎1と2を通じて実施する5回のフィールドワークの内、少なくとも2回参加すること。その分、大学での授業スケジュールが軽減されている。

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