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基礎1子ども論の再検討1 (2007年度前期)
○担当教員 : 藤井 穂高 (総合教育科学系 教育学講座 学校教育学分野 准教授)
○曜日時限: 月曜2限 / ○教室: S棟 201教室 / ○学年: 2年生
 ねらいと目標

 近年「子どもがかわった」「子どもがへんだ」といわれるが、何がどう変わったのか。そもそも本当にかわったのか。本科目では、近年の調査を手がかりに、子どもの変容の実相と近年の子ども論の特徴を明らかにすることをねらいとする。また、今日の学校教育のスリム化に対応して、学校と連携すべき地域の教育の在り方とその課題についても検討する。


 内容

 本科目は前半と後半に大別される。前半では現在の子どもの生活と教育の現状について概説する。取り上げる内容は、(1)学校教育の変容と地域での教育への要請、(2)子ども論の現在、(3)子どもの生活と学校、(4)子どもの生活と遊び、(5)地域における様々な教育の場、などである。

 後半では、基礎2と連動して、グループ別発表を行う。テーマについては、今日の子どもとその教育に関する内容で、本プロジェクトの基礎1あるいは2で取り上げたものから受講生が選択する。発表は基礎1と2でそれぞれ1回ずつ行う。


 参考文献

● 深谷昌志・深谷和子編(1990)『子ども世界の遊びと流行』大日本図書

● 本田和子(1999)『変貌する子ども世界』中公新書

● 日本子ども社会学会(1999)『いま、子ども社会に何がおこっているか』北大路書房

● 松澤員子(2000)『子どもの成長と環境』(講座『人間と環境』7)昭和堂

● 門脇厚司(2000)『現在の子どもがわかる本』学事出版


 授業スケジュール

第1回     オリエンテーション

第2回〜6回 子どもの生活と教育についての概説

第7回〜14回 グループ別発表

第15回     まとめ

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