ホーム > 関連授業 > 2008年度 関連専攻科目 一覧 > 環境民族植物学特論
環境民族植物学特論(2008年度後期)
○担当教員: 木俣 美樹男 (総合教育科学系 環境教育実践施設 教授) 研究室HP
○曜日時限: 火曜 5限 / ○教室: / ○対象: 大学院教育学研究科 修士課程 1年
  ねらいと目標

植物と人類の共生への関係史を学び、伝統的な植物智・生態智を学習することがこれからの環境保全、環境創造、あるいは環境学、環境教育学にどのように有効であるかを議論する。現場で、将来を見据えた環境学習活動の実情を見る。 


 授業内容

基本的な概念を提案した後に、講義の方法は初日に受講者と相談のうえで決めるが、現代GP多摩川エコモーション関連授業として、近隣に居住するインドの方々の暮らしについて調査することを提案したい。日本とインドの民具・植物製品の整理、代替品の活用法など、物質文化の比較、学習教材の作成、聴き取り調査をしながら議論を深める。成果は植物と人々の博物館特別展で発表する。 


 参考文献

C.M. コットン(2002)『民族植物学―原理と応用』(木俣・石川訳)八坂書房、V.D. Nazarea(1998) Cultural Memory and Biodiversity, The University of Arizona Pressなど。 


 授業スケジュール

1. 序論、講義方針の確認
2. 環境民族植物学の概説
3. 調査研究方法
4. 伝統的知識体系と環境学習
5. 野外実習の計画の検討
6〜15. 聴き取り調査法の実際。民具の整理法、データベース作り、展示方法の実技。  

ページトップへ戻る